平成24年度、中企団助成金セミナー | 新労社 おりおりの記

平成24年度、中企団助成金セミナー

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写真は別のセミナーですが、去る5月23日、中小企業福祉事業団で、平成20、22、23年に続く4回目の助成金セミナーをやらせていただきました。

3時間で去年の法改正セミナーと、有料ノウハウセミナーの2つを兼ね備えた内容をお伝えする、というモノでしたが、アンケートによると、おおむね好評で終わったようです。


まずは大体1時間半ぐらいで、去年の無料セミナーでやった、年度の改正の内容を、分野別に解説します。去年は3回やって時間オーバーしたぐらいですが、それを踏まえて少し駆け足でやりました。


次に去年の有料セミナーでやった、ジャンル別の助成金の精査といったところに至ります。去年の助成金ジャンル3天王は、雇用調整助成金、正社員化の助成金、教育の助成金でしたが、今年は以下の通りです。


・雇用調整助成金

・高年齢化の助成金

・教育の助成金


正社員化の助成金は、震災雇用対策や、若年者の救済などで、去年は花ざかりで10個近くありましたが、この夏以降はたった3つしか残らないことになり、3天王から外れました。


高年齢化は今年唯一の新設助成金がありましたし、野田内閣の「税と社会保障の一体改革」にも通じるものがあります。どういうものがあるか、きちんと整理された資料をお上が提供してくれていて、意欲満々です。当分削減はないでしょう。


また、教育の助成金は意外につぶれずに残ったものが多かったのです。成長分野助成金は2転3転して、現状維持に落ち着きましたし、キャリア形成は事業仕分けで何度も廃止の危機にさらされながら、ジョブ・カードと一緒に生き残りました。


それらの現在の動きから、新しい助成金の組合せや、お上の動きを利用した新しいサービス方法などをご提案したつもりです。


しかしこの3年間の“助成金ブーム”を支えた雇用調整助成金は、また要件の厳格化が夏に行なわれるようですね。対象となる企業を狭めるようです。セミナーを行なっている最中にも、世の中ドンドン変わっていきます。