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2017-12-10 05:00:00

ソ連軍の戦い方

テーマ:歴史

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第2次大戦中のソ連軍というと、圧倒的な強さでドイツ軍を圧倒し、しかも1000万人を超える軍人の死者(日本200万人、ドイツ500万人、アメリカ・イギリスそれぞれ40万人)が出ました。それでもって戦後の冷戦期で一方の雄になったのです。

 

海軍はともかくとして、陸軍特に戦車は圧倒的な強さを誇ったイメージがあります。しかし鉄のカーテンに包まれたその軍のイメージはいかがでしょうか?特に日本では終戦前後、火事泥的に領土を奪ったり、戦争が終わったのに狼藉を働いたことがあります。

 

日露戦争のイメージだと、旅順要塞で爆弾を体中に巻き付け日本兵の中に飛び込んだ“特攻男”がいましたし、戦略の知恵者もいました。しかし帝政ロシアの官僚的な不能率で戦わずして退却し、“敗北”した感じです。しかし共産化後の、しかも大粛清を経たのちのソ連軍は、兵士の素質も組織も日露の頃とは違っていたようです。

 

・兵士は我慢強く忍耐力に富み、勇敢だが、集団でパニックになって潰走する場合もある。

・集団本能が強く、群衆だと酷薄。1人だと友情にあふれ寛大。生死を蔑視する。軍では独立行動はとらない。

共産主義は、知的な政治委員の強制だが「母なるロシア」への帰属心は強い。

・トップは優秀だが中堅以下の軍人は自ら決断を下さない。いい意味で“バカ”になれる。

・敵前逃亡はもちろん、捕虜も重罪。“犯罪者大隊”に送られ、死地に立たされる。

 

こうした兵士を連れて、損害を顧慮することなく、何回でも人海戦術で攻撃を繰り返すのです。思えばちょっと前の中国共産党軍、もっと後のベトナム軍も似たような基本は似たような感じですね。集団行動で、トップとそれに近い人の言うがまま動くのです。

 

ナポレオンのフランス軍や、アメリカ軍、日清戦争の日本軍などは“国民国家”の公僕として兵士の自主性がある程度重んじられ、散兵で英雄的な力を個々に期待されながら戦います。対してこういう国家は、全員が固まって、ローラーのように敵を押しつぶす感じなのです。まさに大軍に兵法なしです。死傷者は多く出ますが、守りに入らなければ、水があっという間に浸透するように攻め尽くすでしょう。

 

組織に忠誠を誓わなくても、体で動くような体質を作ること、トップが恐怖政治を敷くことで、素朴な郷土愛を持ってもらうこと、これが「大軍に兵法なし」の要件かと思います。こういう体質は、何も相手より兵士の数が多くなくても、軍事的な意味で「大軍」なのです。戦争で相手にしたくない軍隊ですね。

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2017-12-03 05:00:00

キルケゴールの孤独論

テーマ:歴史

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  キルケゴール

 

200年ほど前の、デンマークの哲学者、実存主義の祖です。

 

高校時代に、学校の裏で、このヒトに感化された畏友に“キルケゴール論”を語られたことがあります。その時はムツカシイことは左の耳から右の耳に通り抜け、ああそうか、キルちんは、孤独で恋人に振られて絶望し、若くして死んだんだ、かわいそうに。くらいの認識しかなかったのです。

 

オトナになって、平成の御代の日本で、なぜか流行りだした「孤独論」の祖として、注目しだしたのです。文明の繁栄や崩壊への恐れに対抗すべき明るい集合社会と、それについていけない暗くて自分勝手な個人の人間性との葛藤、これが現在日本で孤独本をはやらせている原因でしょう。大きな力に従って安心しても、人間自分だけを顧みたいところはあるのです。孤独とは何でしょうか?

 

キルケゴールは、人間が暮らす時間には人間集団の社会との共有と、孤独になる個人の「単独者」の時間があるといいます。彼の著書ではその行動を、倫理的生活と、美的生活という名前で置き換えられています。美的生活はラクチンを追求するもので、退屈になると新たなラクチンを追求し、キリがなく、最後は絶望に達するというものです。「単独者」は理想ですが、実にムツカシイのです。

 

だから人生では、美的生活に対してそれに矛盾する倫理的生活を選ぶことが推奨されます。この選択は自由に行うことが可能ですが、自由な決断によって倫理的生活の義務と自らの使命を達成することが社会的な生活として、学校でもまた社会でも教えられます。

 

人間1人では何もできないこと、自分自身が個性の限界に達していると自覚します。しかし、それに適応するような内面的な美的生活状態を獲得することが重要ですよと言っているのです。それがホントの成長でしょう。その内面性こそ「単独者」・・・神などの屹立する自分の信ずるものの前で、たまには1人で立つ時間、これが孤独だと言っているのです。

 

孤独はラクだし、また自由でもあるのですね。しかしそればかりだと、内面の狂気に向かいかねないから、社会で人とかかわる生活を主にしようね、と言っているのです。何も絶対的な孤独を推奨しているわけではないのです。巷の孤独論は、変人の伝記のようですが、多くの倫理的生活の他に、一部は孤独な時間を持とうね、というココロは共通しています。

 

私は個人的にこの倫理的生活のヒトを親分と言い、美的生活のヒトを自由人と言っています。どちらばかりというヒトは滅多におらず、親分的体質8割、自由人2割とか、そんな感じですが、確かに親分の方が多数派であるべきであるし、そうしないと人類滅びますね。しかしいくら語っても語り尽くせないものについて考えてこだわる“変人”自由人たる形質も、一部であるべきですが、ニンゲン外せないものです。

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2017-11-30 05:00:00

働き方改革とは何か?

テーマ:おしごと

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働き方改革、時の政権がスローガンとして掲げ、厚生労働省が推進している政策です。何を改革し、具体的に何をするのか、画像のように山ほどあるのですが、キモになる課題は・・・

 

残業の削減です。いわゆる「電通事件」が後押ししましたね。

 

表示された課題は3つありますが、仕事の評価をされ、ワークライフバランスを確保し、多様な仕事を選択するということですが、それすべてに、残業をなくすことが絡んできます。

 

仕事の評価・・・評価を賃金とリンクさせ、その分生産性を上げて、残業をなくす。

ワークライフバランスの確保・・・病気や老齢、出産育児などと仕事を両立できる。残業はムリ。

多様な仕事を選択・・・若者の酷使を避け、老齢・女性でも働けることは、残業をなくす前提。

 

これまでは、長時間労働=成果アップという方式が絶対正しいとされてきました。それを変えるのですから、改革というのです。この方式を以下のように改めれば、課題を克服できるというものです。

 

生産性向上=成果アップ

 

例えば、10時間でやる仕事を8時間で行うようにできる方法を探る、ということです。確かにそれができれば、賃金引上げも、柔軟な働き方も、社内教育もやりやすくなるでしょう。

 

しかし思うのは、かつてこれをやって失敗した国があったことです。旧ソ連です。社会主義の下、いわゆる中間搾取がなく、働いただけ与えられる体制では、生産性を向上させたヒトが「労働英雄」になります。

 

それを奨励したのが「スタハノフ運動」です。

”超人労働者”是か非か

 

生産性をアップしても、そんなことを誰でもできるようになるのか、格差が広がるばかりじゃないのか?という疑問があります。特に日本は、超人の育成よりも、中間層の育成で成功してきた国です。AIやIOTなどは、いくら発達してもツールにすぎません。旧ソ連のように全体に悪い意味でラクで、逆に成長の気持ちのない淀んだ社会になるのではという危惧があります。

 

働き方改革の具体的な施策を行い、成果を上げれば助成金が出るというのもあります。その雇用関係助成金の生産性要件も、数値を上げたらはずんでもらえますが、その上げ方については“よきに計らえ”なのです。民間においては、働き方改革を“利用”しようという向きも多いですが、真摯に取り組み、政府の政策と違う新しい提案をする企業もあります。そんな会社が未来の住みよい日本を作っていただくことを期待します。

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