いっそのこと「お妾さん」復活は? | 新労社 おりおりの記

いっそのこと「お妾さん」復活は?

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近年結婚したがる男性が少ない理由とは?

 

女性の進歩が男性と比べて早いのは、女性を批判する女性が多いからですね。自省のモトに成長があります。女性は「自由自立」以前に、「1人でできることは限られる」ということに気付きはじめたようです。

 

これに対して男性は「集団の束縛」レベルにまだ執着するようです。お金の問題以上に、男性のやる気なさは、女性の社会進出がもっと進まないと目が覚めないようです。

 

しかし少子化を食い止め、家庭を作ることは健全な社会を作る原点で、喫緊の課題です。男女が結びつかず、特にやる気のない男が増えているなら1つの方法があります。

 

・ 第2夫人、第3夫人制度(お妾さん制度 )を設ける

 

やる気のあるヒトは、複数の配偶者を持ってイイ、という制度です。

 

江戸時代には「芸者でツマラン男に酌をするよりも、エライ男のメカケになった方がまし!」という女性もいました。

 

現在ならどんな制度になるでしょう。民主主義社会らしく、おメカケさんでも「正夫人」と同じ地位で、むろん生まれた子どもは、第1だろうが第10だろうがすべて平等、というものになるでしょうか。

 

フランスは母子家庭への手厚い助成で少子化を食い止めました。それをさらに進めればこういう制度になるでしょう。むろん、男女の逆もアリで、第2男メカケ、第3男メカケ(笑)というのもアリでしょう。イスラム教では4人まで妻帯できるようです。

 

しかしこういう制度を作ると、新たな差別の温床となります。「平等」になった夫人達の子どもが、財産を争って戦争を始めたりするでしょう。片方の親が違うだけに、その戦火は燃えたぎることになるでしょう。子どもの数も多そうで、それだけ災いの数も多くなるでしょう。

 

夫人同士も仲が良いとは限りません。「3人の女をケンカさせずに統御できれば、その男は世界征服ができる」といいますが、そんな英雄が数多くいるとも思えません。

 

結局大多数の庶民には一夫一婦制が一番イイのです。しかしこれまでのようにダンナが外で働き、妻が中で家事、という図式は成り立たないでしょう。男女平等を建前とする社会です。今更すべての女性を家に引きこもらせるわけには行かないからです。

 

現代に一番現実的なのは、男女共に平等にステイタスを選べる社会です。働いてキャリアを積む以外にも、勉強、出産、育児、病気あるいは余暇など、働く以外の人生の使い方をもっと一般的にし、その理解を広めることです。そのために必要なのは、教育訓練制度と、ガラス張りの能力の評価制度かと思います。

 

そのためには男女2人での相互扶助のしくみが、社会の最小単位となるというのは、古典的なようで、現在も通用する気がします。