鳥のから揚げ
「鳥のから揚げ」
材料
鳥もも肉
生姜(すりおろし)
にんにく(すりおろし)
お酒
薄口醤油
オイスターソース
ごま油
卵
塩
コショウ
小麦粉
片栗粉
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研究に研究を重ね
作りまくった鳥のから揚げのファンは多い。
作る人によって味がこんなに変わる料理も珍しい。
何故かというと
味の配合、入れる素材、好み、記憶など一概に鳥のから揚げといっても
想像する物は人それぞれ異なるからなのだ。
決定版!といったものがいくつも存在し、ほとんどの料理本に鳥のから揚げが書いてあるが
すべて、材料が違う。
それでも、この料理を好きな人が沢山いる。
家でも食べるが
お店でも食べる
ここまで愛されている鳥のから揚げのレシピ
ピンチョス時代では公表しきれなかった
私が作る鳥のから揚げを紹介します。
① 鶏肉を切る
まず、鳥もも肉に付いている皮を手で剥がします。
この皮は使いません。
肉の厚みを均等にするため
厚い部分の中央に包丁を入れて、肉を広げます。
基本的に観音開きのような状態になると思います。
開いたお肉を食べやすい大きさにカットします。
大体7~8カットくらいになります。
② 味付け
片栗粉と小麦粉以外の調味料を肉に下味としてしみ込ませます。
大体の目安としては
鶏肉1キロに対し
卵は一個
塩ぱぱぱぱ
コショウぱぱぱ
お酒ちゃyちゃyちゃy
薄口醤油ちゃちゃちゃ
オイスターソースだらだらだららら
ごま油た~~~~
生姜(すりおろし)小盛り
にんにく(すりおろし)こんもり
手でわっさわっさと揉み
味をしみ込ませます。
混ぜ合わさったら
小麦粉ふぁふぁふぁふぁ
片栗粉ふぁふぁふぁ
くらい入れて
さらに揉みます
もみます。
③ 約6時間寝かせます
なんと、すぐには出来ません。
ですから、夕飯なら朝のうちに
忙しいなら、前の日のうちに作りましょう。
夕方6時に食べるなら、最低でもお昼前には仕込んでおきたいですね。
④ 約160℃の油で揚げます。
私のから揚げは油の温度がとても低いと思います。
どのレシピ本を見ても、大体180℃くらいと書かれていますが
これは、あくまでもカラッと仕上げたい派の人にお勧めする温度で
わたしのから揚げはジューシー派なので、最初から最後まで柔らかい
ジューシーな味に仕上がります。
私的にあんまりカラッとしすぎている物は
口の中が痛く感じ
ご飯を食べている食感と合わないと思います。
リズムが違うのです。
ご飯をかむリズムと
から揚げを食べるリズムが合わないと
いちいち立ち止まるような感覚になるのです。
逆にリズムが合うと
どんどん箸が進み
美味しい連鎖(コンボ)が生まれ
食卓にリズムが生まれます。
私って
こんな事を考えてから揚げを作っている人なんです。
だから、ピンチョスのから揚げは人気だったんですね~。
⑤ きつね色になるまで揚げます。
要は中に火が通ればokです。
以前書いた「チキンカツ」のレシピと同じで
重さが変わります。
ふっと軽くなるような印象を受ければ
中まで火が通ったという事です。
これも、揚げ物の経験ですので
何度もチャレンジしてみましょう。
ちなみに、揚げ油は多くなくても良いです。
フライパンに半分くらいのサラダ油を入れて
鶏肉が全部浸からなくても
ひっくり返す事をこまめにやれば、少量の油で揚げる事が出来るのです。
これは、最初に片栗粉と小麦粉をしみ込ませているからこそ出来る事で、
例えばフライ、天ぷらなどには通用しません。
どうも、うちのから揚げは味が決まらないとか
いつもから揚げ粉でラクチンしてるのよ
という方は、一度でいいので試してみて下さい。
そして、このから揚げと「タックマサラ」がよく合うのよね~。
ね~。ね~。
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たっくのレシピ
2013/10/18