先日ちょっと紹介した韓国料理教室について、詳しくレポ。
参加したのは、青山のキラー通り商店街が主催している料理教室。青山キラー通りとは、青山3丁目の交差点から神宮前3丁目の交差点を結ぶ大通りのこと。その界隈の活性化のために、いろんなイベントを催していて、料理教室はそのひとつ。
先生は、普段はIT企業の社長さんであるハンさん。「お料理は、あんまり得意じゃないのよぉ~」と言いながら、ちゃちゃちゃっと手早くキムチやトッポギを作っていく姿は、さすが韓国人!
こういうのっていいなぁ~。箸を使わずに手で混ぜたり、スプーンをいくつもの調味料で使いまわしたり。まるで、ハンさんの普段の食卓を覗いてるみたいで楽しい。
料理教室の先生ではないので、ハンさんの料理は文字通り目分量。味身をして「よし、おいしい!」「あら、ニンニク多かったかしら」。それでオーケー。
その姿は韓国の母ちゃんそのもので、料理ができ上がっていく過程も、できあがった味も、丸ごと韓国だった。
出汁はまとめて、ひとつの鍋でことこと。
紙パックの中身は、昆布、干しエビ、煮干し。韓国で売っている便利グッズ。
これは胡瓜キムチ。唐辛子で真っ赤です。
すぐに食べる場合は、発酵しないので、酢をほんのちょっぴり加えるのがポイント。
先日も公開したトッポギ。
出汁にコチュジャンを惜しみなくどかん!と入れて、溶かしてことことと煮る。調味料を加えて味を整えたら、最後にトッポギ。ゆで卵が、めっちゃうまい。
ハンさん自慢のタレ。じゃが芋チヂミにつけて食べた。
まいうぅ~~。豆腐のタレとして食べてもおいしい。ポイントはたっぷりの葱。あとは醤油ベースにニンニク、胡麻油、砂糖、唐辛子などが入っている。
できあがりはこちら~。
韓国料理は、とにかく唐辛子の粉をたっぷりたっぷり、そして生ニンニクのすりおろしをたっぷり、ということが分かった。だから韓国料理の見た目は真っ赤。
ちなみに、マレーシア料理の辛さは、チリバディという緑の小さな唐辛子か、ドライにした赤唐辛子の辛さ。あとにじわじわくる感じかな。韓国のほうが、目に入ったら痛そう……という感じ。(あくまでもイメージですが)。
この教室に参加してみて、あらためて、料理って、食っていいな、って思った。
ごはんを作って、ごはんを食べることで、全然知らなかった人と一瞬でつながるんだもの。
韓国には「キムチ休暇がある」っていう話題で盛り上がれるんだもん。
食ってやっぱりいなぁ。
こういう「食がおいしいと感じる場」を提供していくって、素晴らしいなぁ。
さてさて、このいべんと、なんと来月の料理教室は、じゃじゃーん、マレーシア料理です。
中国系マレーシア人の先生が、マレーシアのカレーを教えてくれるのだ。
詳細はこちらまで。
http://www.kilakila.info/pdf/Cooking110218.pdf
ご興味のある方は、お早めにキラー通りさんまでご連絡あれ~。
楽しみでござる。
マレーシアのカレー、おいしいよ!