ベトナムの土鍋ごはん | アジアご飯、とくにマレーシアご飯、時々つぶやき

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2005年から2009年までの4年間、常夏のマレーシアで暮らしていました。2年過ぎた今でも、日本食は「ハレ」の料理でちょっぴりよそよそしく、アジア飯のほうが「ケ=日常」のご飯で、ホッとします。私にとっての食とは、味わいながら、みんなとつながることです。

有楽町駅近くのGINZA5ビル。ここの地下にはベトナム、マレーシア、タイ、韓国とアジア~ンなお店が並んでいる。

なかでもおすすめはベトナム料理、ラスコール。
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ランチ時にはビジネスマンが大集合で、かなりの混雑。

最近思うのだけど、アジアンなレストラン、昔と違っておじさまたちが増えた感あり。というより、若者たちの姿がまったく無いのだ。そういえば先日美容院で「タイ料理とかってぇ、食べたことないっすねぇ」とスタッフの男の子(20代前半)が言うものだから「普段何食べてるの?」と聞くと、「カレーとかっすかね」「ほかには?」「いや、別に、あんまり食べたいものとかないって、いうかぁ」と言う。ほかの子たちも、エスニック?それ何?という感じだったし、今の若い子たちって、食に対する保守化、もしくは食そのものへの欲求が減っているのでは!!と不安に思ったり。

さて、いただいたのは鶏とレモングラスの土鍋900円。
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最高です!土鍋で炊いたごはんが、ほくほくで、レモングラスがいい香り。胡麻油の効いたやさしい味で、ぺろり。もうひと鍋食べられそう!

ちなみにマレーシアの土鍋ご飯といえば、クレイポットチキンライス。屋台で150円くらい
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こちらは、濃い口醤油がどどーんと上からかけっておりまして、土鍋の縁にはパリパリおこげが煎餅みたいで。味の濃い鶏肉に、さらに中華ソーセージと塩魚が入っていて。

ベトナムのが癒し系の井川遥だとしたら、マレーシアのは紅白の小林幸子みたいに盛っています。