チーズが大好きで、「前世がイタリア人」と聞いたときは、やはり!と思ったけど、先日、フランスのチーズを食べたらこれまた超うまで。単に、塩けのあるものに酒を合わせるのが好き、というのが判明したわたくしです。
さて、先日、フードアナリストのセミナー『フランスチーズとワインのマリアージュ』に参加してきた。勉強のなかで、大量のチーズを食べ、ワインをおかわりし、ワインとチーズとクラッカーのお土産付き!という、かなりおいしい内容。セミナーが終わったときは、勉強会というよりも、ただの飲み会のような状態になってた。
フランスのチーズの特徴は、白カビやウォッシュが多いこと。また600種ものチーズがあって、とにかく多種多様。年間生産量は150万トンで、400万トンのアメリカについで第二位。個人のチーズ消費量は平均24キロで、日本の2キロに比べて、なんと12倍。(つまり、日本人がスライスチーズを毎日1枚食べていると仮定すると、フランス人は12枚食べているわけやね)
フランス人の食べ方としては、お食事をしたあとにチーズとワイン。これは日本人で言うところの「漬物と日本茶」と、うまく表現されていた。なるほど、分かりやすいではないか!
いただいたのはこのチーズ。
ジェラールセレクションのウォッシュ(ウォッシュタイプ)、ブレスブルー(青カビと白カビの二重タイプ)、カマンベール(白カビ)の3種に、スペイン産ボファード(手前)。
中はこんな感じ。
この量をふたりで分けましたよ~~。贅沢!
わたしのおすすめは、ジェラールセレクションのブレスブルーで、スーパーでも700円ほどで売っている。外側に白カビと、中に青カビ、とチーズダブル構成になっていて、青カビのチーズより食べやすく、白カビよりもパンチがある。
ワインはこちらオーストラリア産のジェイコブスグリーク。
ジェイコブスグリークのシャンパンと赤ワインは、お手頃価格(スーパーで1500円くらい)で飲みやすく、これまたいい。個人的にオーストラリアのワインはよく飲むのだけど、果実味が強くて、チーズによく合った。
セミナーのなかでのマリアージュのご提案としては、こんな感じ。(最後には好きなようにお飲み、と言っていらっしゃいましたが、いちおうご提案として)
○白カビチーズにはスパークリングワイン。
イチヂクやレーズンを合わせると、赤ワインの果実味にもマッチ。
生ハム、洋ナシ、リンゴももちろん合う。
○青カビチーズには甘口の赤ワイン。
砕いたナッツやブラックベリーをつけるとよりいい。
○ウォッシュタイプのチーズには海苔を巻いてスパークリングワインをどうぞ。
ペッパーやレーズンを合わせれば赤ワインにもぴったり。
ちなみに驚いたのは、オーストラリア人は、
クリームチーズに、スイートチリソースを合わせるそうです!!
(マレーシア人に紹介したい)
ワインの消費量としては、オーストラリア人はひとり年間平均が30リットル、フランス人は45リットル。日本人は2リットルだそう。
チーズもワイン。はまると、たまりませんの。