いろいろありまーす、チキンライス。
まずはこれ、定番の蒸し鶏。3種のつけダレは、にんにく入り甘辛いチリソース、ネギとごま油とねぎの胡麻塩だれ、どろっとした甘醤油。これらをお好みで鶏肉につけてめしあがれ~。鶏ガラスープで炊いたご飯がピラフのように艶やかで、ジャスミンライスの香りがチキンライスそのものともいえます。
恵比寿の海南鶏飯。これでもボリュームがあるのに「チキン1.5倍の注文」もオーケー。実際、おとなりさんが注文していた
中目黒の五星鶏飯。お洒落なお皿が、チキンライスをカフェスタイルに!
そしてこれ。もう一度食べた~い!きっと世界でいちばんおいしく、世界でいちばん高級なチキンライス。なんといってもご飯がおいしい。一粒一粒がたっていて、いうなれば日本の炊きたてご飯のようなふくよかさがある。現地のチキンライスを越えた逸品。
銀座のマイハンブルレストラン。鶏はたぶん別に蒸したものを後乗せ。このチキンもジューシーで濃いぃ!付け合わせに白髪ねぎやパクチーを
ラストはこれ。クレイポット(土鍋)のチキンライス。上記の蒸し鶏と違って、しっかり甘醤油で味付けされた鶏肉がごろごろと入っていて、一緒に炊かれている。マレーシアの屋台の定番で、たとえるならマレーシア版「鶏釜飯」。周りにはちゃんとお焦げができていて、なんとも香ばしい。マレーシアでは、気持ち味を薄めにして、しょっぱーい小魚をアクセントに。これがまたしょっぱい味大好きのわたしにはたまらん!
日本でこんなにうまい鶏釜めし(マレーシア版)に会えるとは。甘辛の鶏肉とちんげん菜の相性抜群!恵比寿、新東記
チキンライス、シンプルな料理だけど深いんです。マレーシアに遊びに来てくれたシェフのお兄ちゃんは「鶏の味がダイレクトに出る。新鮮さがいちばん」と言っていたくらい。マレーシアのチキンライスの専門屋台は、それこそどんどん消費されるので、新鮮そのもの。朝びき鶏なんて、超普通です。