NHKのMLB中継は欠陥放送に等しい? | yusuke dateのブログ

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NHKがアメリカのベースボール(MLB)を本格的に放送を行う様に成ったのは1995年の、当時日本のプロ野球(NPB)の近鉄バッファローズに所属して居た野茂英雄投手がMLBのロサンゼルス・ドジャースにFAで移籍したのがきっかけで、そもそも衛星放送が始まった歴史は1985年からで、試験衛星を打上げ、1987年からNHKが本格的に衛星放送を1日に24時間放送を開始した歴史が有り、NHKがアメリカのプロスポーツの衛星放送を行う様に成ったのは1980年代の後半に成ってから
当初はアメリカとの時差の関係から日本では夜に録画で放送して居た物が野茂英雄がドジャースに移籍したのをきっかけにMLBのナショナルリーグのドジャース戦を中心に朝のライブ放送に切り替え、放送権料を電通を介して当初は年間10億円程度で放送を開始し、此の放送によりNHKの衛星放送契約件数が飛躍的に増加し、200~300万世帯の加入件数が増えたと聞いて居る
電通を介してのMLB中継は民間企業にも振り分けられ、地上波の民放やその後のスカパーでの放送も始まりアリーグの放送は主にスカパーで放送されて居たが、その後に日本人メジャーリーガーが次々と誕生し、その主な選手はイチローに松井秀喜で有り、その後に松坂大輔や最近ではダルビッシュ・岩隈・青木・田中将大などNPBの主力選手が次々と海を渡った
日本のプロ野球を経ずに行きなりメジャーへ挑戦した選手はマック鈴木と田沢純一投手の2人
選手のの中には厳しい世界にアジャスト出来ず数年で日本に戻った選手も多く、名前を上げるとマック鈴木・長谷川滋利・小宮山・城島・新庄・桑田・和田などの選手も居るがソコソコ実績を残し活躍した選手に黒田に石井や田口選手も居るがマイナーからメジャーへのベンチ入りが難しい選手も多く、川崎宗則や田中賢介などの選手も居るが此れ等の選手にはスタッツがの伴わない選手や年齢的な物も有り、メジャーで活躍するには10代~20代前半位の年齢からメジャーの環境に慣れてアジャストして行かないと難しく、イチローの41歳でメジャー15年間の働きは日本人の誇りとも言える
此処で日本のプロ野球(NPB)とアメリカのベースボール(MLB)には大きな違いが有り、大きく分けると次の4つに成る
①制度→メジャーリーガー.1チームが40人で此れをロースターと言い、内ベンチ入りしてその試合に出場出来る選手は25人で、投手は先発・中継ぎ・セットアッパー・クローザーに分けられ、現地では先発以外はビリーバーと呼ばれ此れ等をブルペンピッチャーと言い、通常では先発ピッチャーが5人で連戦中は中4日間隔で投げるローテーションが組まれ、ブルペンピッチャーは7人でDH制のアリーグでは予備のキャッチャーを入れると此れだけで13人が必要と成り、残り12人でピッチャーとキャッチャーを除く8ポジションを回す必要から残った選手は4人しか居なく、代走・ピンチヒッター・守備要員・途中負傷などを賄わなくてはならず、しかも引分け試合の無いエンドレスで、半年間で162試合を消化し最大で20連戦まで組まれるスケジュールで有ると言う事
②待遇面→メジャーリーガーの移動の殆どがチャーター機で、マイナーからメジャー昇格選手とはメジャー契約を交わし、ベンチ入りする選手には試合出場の有無に関わらず手当が出され、メジャー在籍期間が10年間以上で有ると年金が貰え、日本円にして年間凡そ1000万円と聞いて居る(アメフトは3年間在籍で年金が貰える)
③環境面→メジャーリーガーには日本には無い様々なトレードが有り、例えチームの主力選手で有ろうが他球団への移籍が可能で、此れは現在有る30球団のどのチームにも優勝するチャンスを与えるMLB機構の配慮が有り、MLB機構に年間入る放送権料が凡そ1800億円で、此れを各球団に均等に分配される事によって1球団には60億円が入り、此れは年棒20億クラスの選手を3人雇える金額でその他に入場料収入やグッズなどの販売収入で、球団運営の厳しいチームも有るが、移籍して来た選手は球団近くに家を構えたり球団からはマンションなどが貸し与えられたりでメジャーリーガーはマイナー選手との待遇差が大きい
④文化に評価→MLBの球場をパーク(公園)と言い、球場内には様々な娯楽施設が有り試合観戦以外の楽しみも多いのとアメリカの球場の方が多少広く外野の作りが左右非対称や形状の違いが有る、又各球団はその地域の都市の代表の意味合いが濃く、各州の人口に応じてバランス良く球団が作られて居り、同一リーグでは同じ地域のチームのファンにはファン同士が毛嫌いする文化が有り、日本の球団の企業的なイメージとは異なる、球場の作りも様々でピッチャーズマウンドとボールの作りが特に日本とは違い、開閉式ドームや天然芝球場が殆ど
評価では先発投手は通常中4日でローテーションを組む必要から球数が100球前後で6~7回を投げなくてはならず、クオリティ&ウルトラクオリティスタートの2~3失点以内に抑える必要から、勝ち数・勝率・防御率(ERA)・奪三振・以外に1シーズンをDLしなくて200イニング以上投げ抜けるかと、その為にイニング当たりヒットと歩かせで何人を塁に出したかのウイップや100球前後の球数での完投完封勝利数etcで勝ち数はランサポートとの関係して来るので先発投手で球団が一番重要視するのはシーズンを通してERAが3点台の半ば以内でDL無く200イニング以上を投げローテーションを守って投げれたかだと思われる
先発投手が6~7回を投げ抜ければ後はセットアッパーとクローザーの分業制でセットアッパーにはホールドが与えられクローザーにはセーブが付き、そのシーズンの数とERAと投球回数に奪三振数で他のブルペンピッチャーは先発投手が早目に駄目に成った時か負けが濃厚な試合に勝って居るシチュエーションではワンポイント的に使われたりで監督の采配によって異なる
バッターはaverage・HR・RBI(打率・ホームラン・打点)以外にOBP・SLG・stolen base又はsteal base・クラッチヒット(出塁率・長打率・盗塁数・走者を返すヒット)で其れ以外に三振数や三振率にバットを振ってボールに当てる確率や逆に空振りする率etcでMLBではNPBでは余り知られてない物まで凡ゆる角度から多角的に 観て選手の評価をして居るのと守備や走塁の好プレーに判断力も評価対象で、其れ等がアジャスト出来る能力やノウハウが無いとメジャーで長くプレーする事は難しい
以上から総合的に見れば野球とベースボールはルール自体は8割方同じだが制度・文化・待遇・環境・評価に違いが多く見られ、此れ等を総合すると野球とベースボールとでは殆ど別世界のスポーツに見るべきだと考えられる
此れを放送する日本の放送局はNHKとスカパーやケーブル会社にコンテンツん提供して居るJスポーツで、日本の野球に準じたNHKの放送と現地アメリカの放送局を聴き見比べて見ると、現地放送局はピッチャーの投げる球種はブレーキングボールにチェンジアップが殆どで他の球種はレアにしか言わないのと現地の大半の放送局はボールチャート(投げたボールがホームベース板の何処を通ったかで放送局によって呼び方が異なる)とストライク・ボールはツウツウ(ピッチ)とかツウナッシングとかで後はインサイドにアウトサイド位、NHKのアナウンサーはツウストライクスリーボールなどと言う為ぬ此れだけで3倍の時間を喋って居り球種に急速に球数は現地放送局はレアにしか喋らないのにNHKのアナウンサーや解説者は現地放送球局の5倍以上喋って居る、又現地放送局はアナウンサーと解説者は同レベルの資質か其れに等しい状態で対等にユーモアを交え乍ら喋って居るがNHKのアナウンサーは解説者にどう思われるか等で一々聞いて居て専門的な知識や情報に乏しく資質に欠けるのと過去の選手やチームのデーターが殆どで喋り詰めで喋るに精一杯で多いアナウンサーでは1試合に8回位のミステークが有る
最後にNHKの画像は現地にTVカメラを持ち込んだ放送で字幕テロップや字幕スーパーが日本のプロ野球と同じで今年から球数だけ出る様に成ったが相変わらずOBPやSLGにボールチャートは現地国際映像以外は出ないが最大の難点はその試合の現地放送局の試合後のヒーローインタビューを全てカットして放送出来ない事とNHKが通訳随行で現地にレポーターを送っての放送やヒーローでも無い日本人選手ねインタビューに試合ではピッチャーの球種・球速・球数・データー中心の放送で和製英語の連発や間違いの多い発言などでMLBの真髄とは程遠く的外れな日本野球式放送で、此れを今年度は略独占しての放送は論外的な放送に成って居る
他方JスポーツのMLB放送はアナウンサーや解説者によっても違いが有るが用語もメジャー英語を結構取り入れた内容で全て現地放送局の国際映像を使用している為に字幕スーパーの英語説明や現地放送局はこう言って居るとか同時通訳出来る位の語学力の有るアナや解説者も多く、解説者にもよるが現地に精通した知識や情報を備えた放送内容が多くNHKとの放送内容は可なり違った印象を受ける
何れにせよ観てる視聴者がどう判断するかだが一つ言える事はNHKふれあいセンターの或る責任者も言っていたがNHKの放送はエンターティメント性に欠ける事を認めて居り、ブッシュ大統領が「baseball is national pass time」→国民的娯楽と演説で言って居たが、NHKの放送はスポーツとしての試合の流れの中だけの放送でエンターティメント性(相手を楽しませる娯楽性)全く感じられないナンセンスな欠陥放送と観るのが妥当な線の様に思われる。