2328.神戸で売れた画(一部紹介)ノ巻 | フランス絵巻き

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南仏コートダジュール・画家よんじょう

男女ともに人気のあった花魁画”かきつばた”は、神戸個展終了時に、行くべきところへ嫁入りしやした。

 

この画は、艶っぽいYJ(花魁)が人気で、照れるんですけど(なんでやねん)、妖艶な花魁よりも、背景のかきつばたが、猫と一体化しているところがポイントです。


ちなみに、この画、最初は猫だけを描いて、1年間、空白のまま放置しとったんですよ。


その後、棟方弥生モード突入期に、猫の横に花魁がトウジョウ。

そして、その2者(猫と花魁)を繋ぐ役目に、かきつばたがトウジョウしたのでございます。


三者~猫、花魁、かきつばた(あやめ)~が融合していて、猫がかきつばたなのか、花魁がアヤメなのか、鶏が先か卵が先か、虎がバターか、最初から構図があったわけではなく、”描きながらこーなった”のニャー。


Myジンセー自体、”時の流れに身を任せ~”なもんで、絵の描き方にも、それが出るんですね。

絵のバヤイは、”時の流れに手を任せ~”ですが。

 




プチ画の分際で高値がついていたヨン画も↓、神戸で開幕後スグに売れました。


買った方は、即決。

”一縷の迷いもない”ようにお見受けしやした。



この画↑を買った方が感じておられるキーワード、ワテの勝手な霊感では、”襟を正す”という言葉が降ってきました。(たった今)


霊感はハズレだろうけど、所有者よって、キーワードも物語も変わるところが絵の醍醐味ザンス~。



プチ画の中で、一番『よんちゃん風』といわれた画↓も神戸で嫁入り。


この画は、『フランスに渡る』可能性もあるそうです。

画の背景がパリなんで、”お里帰り”ですかね。



神戸用に追加したプチ画も完売したものの、なぜか、この画だけが銀座からずっと残ってますねん↓




戦闘モードにみえるところが女性ウケしないんでしょうか。

 


ガリアは、戦争ではなくて、フランスの”粉ミルクのメーカー”なんよ。

 ワテは気に入ってまんねん。

(画中のYJが”カエル昆虫顔”になってる点も・・)



★神戸個展@ロダンで購入されたヨン画、ならびに、

5月の銀座個展@ギャルリーヴィヴァン で購入されたヨン画(未発送分)は、7月中旬迄に発送のヨテイ。




<PS>

今年最後のYJ個展は、8月7日・8日(2日限定)

 @銀座5丁目・ACギャラリー  

詳細は追ってご案内しま!