体幹(コア)トレーニングって? | 真剣ダイエット(モデル・女優が、コッソリやってる正攻法) 

体幹(コア)トレーニングって?

最近あちこちで「体幹トレーニング」、「コアトレーニング」がブームですが、

その言葉だけが一人歩きしてしまっていて、その実態がどうもモヤモヤしているような雰囲気が出まくっているのが現実です。

この体幹ブームは、サッカー日本代表の長友選手(インテル)の影響も大きいと思いますが、その定義や方法・効果については、専門家らの間でも考え方が異なる部分が多く見られます。

体幹トレーニングを行う長友選手


そもそも大抵の運動やトレーニングは、カラダの体幹と呼ばれる部分(どこからどこまで体幹と呼ぶかも意見が分かれてるんですが・・・)の筋肉を使うのですが、

仮に人の胴体を全部体幹と呼ぶとして、とりあえずその辺の筋肉が刺激されている運動であれば、広義の解釈として「体幹トレーニング」と呼ぶこともできるので、とにかくその全体像があやふやになりがちです。

現実的に、広義で「体幹(コア)トレーニング」呼べるトレーニング種目は、何百、何千種類にもなりえます。その効果効能もまた様々ですし、その目的に合わせて新しくオリジナル体幹トレーニングを作り出すことだってできます。

腕立て伏せ、スクワット、組体操、スクワットジャンプ、ケンケン、片足立ち、ストレッチ、バランスボール、ニートゥチェスト、プランク(フロントブリッジ)、デッドリフト、腹筋、クランチ、ショルダープレス、ハイクリーン、チューブトレーニング、マシントレーニング、ヨガ、ピラティス、カーヴィーダンス、ジョギング、ウォーキングなどなど・・・・・立場によってはそれぞれ全て体幹トレーニングと呼ぶ人も出てきます。

なので現状、どうしても「体幹トレーニング」の定義が広くあやふやになりがち。

(今は名前に「体幹」ってつけておけば、売り上げが伸びる体幹バブル時代でもありますので汗

ゆえに「どうも体幹が大事らしいから、体幹トレーニングやってみよう!」というイージーな考え方で始めてしまうと、トレーニングのためのトレーニングに陥ってしまって、期待したような結果が出ないということもありえます。

「効く筋トレ、効かない筋トレ」の本にも少し書いてありましたが、まずは体幹トレーニングを行う目的をハッキリさせることが大事です。何のために、どういう結果を期待して体幹トレーニングするのか。

何のために、どういう結果を期待して体幹トレーニングするのか、それがあやふやなままだと、結果もあやふやな感じになっちゃうますので。。。


で、みなさんが気になる女性のプロポーション向上やダイエットを目的として考えると、最近ブームの体幹トレーニングについては、特に気にする必要はないのが現実ですえっ 

「体幹(コア)トレーニングで基礎代謝アップ」みたいなフレーズも良く聞きますが、実際には、それより普通にワークアウトを進めていった方が、安静時代謝は高くなるし、効率的にプロポーションも良くなっていきますので。

その一方で、美しい立ち居振る舞いや動作、日常生活の疲労軽減、スポーツの成績向上を目的とするならば、話は別です。そういう体幹トレーニングの導入について考える価値が出てきます。


(つづく?)