まずマイホームを買おうとする場合、自分ならいくらまで貸してくれるのか
気になるところだと思います。
金融機関には審査金利というものがあり
どの返済方法で返す場合でも、4%前後(金融機関により異なる)で借りたと想定しての返済金額が
年収(税込)の何パーセントになるのか(これを負担率と言います。)
で、その方に貸し出し出来るかどうかを審査します。
最終まで金利の固定されるフラット35の場合は、実際に借りる金利で計算し、負担率の計算をします。
しかし銀行ローンの場合
1.最終的に何パーセントの金利で返すことになるか分からないこと。
2.どんな商品(変動or何年固定金利)で返すことになるかは分からないこと。
そこで、(事前)審査というものを行う時、この方法を使うのです。
そして、年収によりこの負担率の数字が変わります。
~400万円の方・・・25%
400万円~の方・・・30%となります。
(もっと細かい区分けの金融機関もありますし、30%と35%の金融機関もあります。)
この数字が曲者で、この金額まで借りることは出来ますが、返せるかどうかとなると別問題です。
この数字のまま借りてしまうと、生活は正直苦しいと思います。(※奥様の収入がある方は別ですが・・・)
例えば、2000万円を3年固定1.2%、元利均等、35年返済で借りる場合
毎月の返済方法は当初58,340円(700,080円/年支払い)の支払いになります。
審査上(仮)4%で計算すると・・・88,554円(1,062,648円/年支払い)になります。すごい差ですね
逆を言えば、それくらいの金利になることを想定しなければいけないということです
そして、年収は400万円以上ないと借りれません。厳しく感じますね
金額の返済はネットでも、簡単に算出できますよ。
その際にライフプランを行うと、負担率抜きにどれだけ可能なのかを算出できます
しかし、自分ではよくわからないわと言われる方。具体的にお知りになりたい方、一度ご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました
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愛知県豊田市在住、住宅ローン専門の独立系
女性FP(ファイナンシャルプランナー)&MP(モーゲージプランナー)
FOO 小澤智恵でした。