皆さま、お元気ですか?

その後、今週に入ってからの日本は
インフルエンザで大騒ぎになっているみたいですね。


こちらアメリカでは、もはや日常会話の中で
インフルエンザの話が話題に上る事は
ほとんどなくなりました。昨日も、アメリカ人の友人と二人で

ゴルフに行ってきましたが、話題はもっぱら

6月からの休暇の計画と、家族の話。

こちらの現地校では、6月の中旬から8月いっぱいまで

長い長い夏休みが始まりますので。


確かに、今月7日(木)に、子供達が通う学校の児童から
日本人初の感染者が出た時には、日本のマスコミも取材に来て
周囲にも、ちょっと動揺が走りましたが
結局、翌日の金曜と土曜2日間が臨時休校になっただけで
その後は、週明けから通常通り、普通に暮らしています。


メキシコからのレポートでも、今月11日に学校やお店などが
活動を再開してからは、特に変わった様子もなく
いつも通りの生活をしていると、報告がきています。


5月20日付の「WALL STREET JOURNAL」に、

国会議事堂前で、マスクをつけて消毒を受けている

学生服姿の写真が載っていましたが、違和感を感じたのは

私だけではないはずです。

なぜなら、私の家族はもちろんのこと、周りをみても、

こちら(少なくても私の暮らす街)では、誰もマスクをしていません。
(確かに、日本人向けのスーパーでは売り切れになっていましたが。。)


NYやテキサス方面に、毎週のように出張している主人も、
マスクをしている人に全然会わない、って言っています。

こちらでマスクをすると、「感染者かもしれない」って
逆に怪しまれる(?)ので、誰もしないのでしょうか。

とにかく、こちらでは「マスクをしましょう」っていう呼びかけ自体が

全くといってよいほど、ありませんでした。


それで、結局、アメリカ全土の感染者数は増え続け、
すでに、5700名(5月21日現在)を越えている訳ですが
今回の新型インフルエンザは毒性があまり強くなく、

もし万が一罹患したとしても、通常の季節性インフルエンザと、

症状は大して変わらないと聞いているので、正直なところ、

全く怖さを感じることなく、普通に暮らしいけるのです。


それなのに、どうして日本では、
このような、過剰な反応になってしまうのでしょうか?


アメリカに限らず、海外で行なわれる研修旅行や国際会議などでも、

そのイベント自体が中止・延期になったり、日本からの欠席者・不参加が

極端に目立っているそうです。 どうか、あまりご心配なさらず

必要があれば、どうぞアメリカにいらしてくださいね。


もちろん、ご自分の自己責任ですし、

日本に帰国する時は、成田でかなり厳重なチェックを受ける

そうですが、アメリカに入国する時は、通常の入国手続きで

普通に入国できますので。(指紋の採取と瞳の撮影をされることに、

初めての方は、多少抵抗感があると思いますが・・・)