年金一元化による職域加算の廃止? | 暮らしのマネープラン相談センター 堂埜のブログ

暮らしのマネープラン相談センター 堂埜のブログ

なんだかんだ言っても、もめごとの始まりはお金がないこと
将来のため、目的のため、生きていくためお金を貯めましょう!
「これからは誰も助けてくれない、自己責任の時代」
と気付いた人を全面的に応援します。
日常の出来事からお金についに考えるFPのブログです。

いつも、当ブログを読んでいただきありがとうございます。


みなさん、ご存知の通り、

昨年10月より、

「被用者年金制度の一元化」がスタートしました。


公務員などが加入する共済年金と、

会社員が加入する厚生年金の格差を解消するための一元化です。


この「一元化」によって、最も影響があるのが

官民格差の象徴といわれている「職域加算」の廃止です。


「職域加算」は年金の2階部分である共済年金の掛金で、

3階部分の職域加算(プラスアルファ)が受け取れるという、

会社員からすると不公平な制度でした。


「一元化」により「職域加算」は廃止されますが、

これに代わる新たな年金制度が創設されます。

「年金払い退職給付」といわれるものです。


厚生年金に加入している会社員からすると

不公平なままと思われるかもしれません。


しかし、新たな制度では

「年金払い退職給付」部分の保険料を労使で折半して

負担する必要が有ります。

(労使折半といっても”使”の部分は税金です)


また、「一元化」までの共済加入期間に応じて

「職域加算」分の年金は支給されます。


会社員にとっては素直に納得はできないかもしれません。