週明けの相場は、イエレン米財務長官の為替介入牽制発言で、ドル円156円台回復スタート | FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ

週明けの相場は、イエレン米財務長官の為替介入牽制発言で、ドル円156円台回復スタート

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験まで、残り1ヵ月を切っています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

ナシです。

 

 

【相場】

週明けの相場は、イエレン米財務長官の為替介入牽制発言で、ドル円は156円台回復スタートとなりました。

日経平均は日銀の国債買い入れオペ減額を受け、国内長期金利が上昇したことで、売りが優勢となり、反落、NYダウははNY連銀の予想インフレ上昇で、明後日の米CPI発表を控え、利下げ観測に慎重な見方が優勢となり、米長期金利が低下にしたもかかわらず、売りが優勢となり、9営業日ぶりに反落、ドル円は東京市場で日銀の国債買い入れオペ減額を受け、一時155円台半ばまで急落する場面がありましたが、すぐに反発し、往って来いの展開となり、欧州市場はレンジ取引で横ばい推移していましたが、NY市場で発表されたNY市場での予想インフレ上昇やイエレン米財務長官から為替介入への牽制発言が出て、これまで上値を抑えられていた155円台後半の高値を突破すると、一気に156円台前半まで急伸し、その後も明後日発表予定の米CPIへの思惑もあり、高止まりで推移しましたが、ドル円はGW中の先々週に節目の160円台の高値を付けた後、為替介入が2日間実施され、更に先々週末の米雇用統計後、151円台後半の安値をつけましたが、先週以降は6日続伸中で、週明けの昨日、半値戻しの156円台を回復してきましたが、昨日の上昇2つのの材料はドル円の支援材料となりますので、本日の米PPI、明日の米CPIの米物価指標が強い結果となれば、再び2日目の為替介入実施前の水準である157円台後半を目指す展開となる可能性もありますが、その際、イエレン米財務長官の発言を受けても、なお政府・日銀は為替介入に動くのか注目されますが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

昨日、先週のトヨタ自動車に続き、何かと注目されるソフトバンクGが決算発表を行い、あいかわらず孫会長兼社長の登壇は6月の株主総会待ちとなりましたが、ソフトバンクは祖業のPCソフト卸からADSLルーターの無料配布など話題になったインターネットプロバイダー、そして英ボーダーフォンの巨額買収による携帯キャリアとなり、更に中国アリババなどビジョン・ファンドによる投資事業と通信事業を分離する中、今度は人工知能(AI)革命の元、英半導体設計アームを軸としたAI事業に転換と、これだけの大企業が主軸となる事業を何度も変化させてきたことに驚きを隠せませんが、絶対的存在である孫会長兼社長の先見性の元、昨日の決算発表での後藤CFOの”変化しないことがリスク”との発言通り、果敢に攻めの姿勢を見せてくれていることから、現在、日本の株式市場は東京エレクトロンなど半導体株が主導していますが、また1999-2000年ITバブル時のような株価の暴騰を見せてくれるのか、今後もソフトバンクの動向に注目したいと思います。