日経平均大幅安、ドル円ジリジリと3日続伸し、早くも155円台回復 | FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ

日経平均大幅安、ドル円ジリジリと3日続伸し、早くも155円台回復

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞総合2面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:米経済指標
出題キーワード:個人消費、雇用、住宅販売、企業景況感、物価

(FP754より)
<CFP試験対策>

国内経済指標は必ず毎回出題されていますが、海外の経済指標も過去に出題されており、先週末発表された米雇用統計をはじめ、米経済指標も重要で、今後の出題可能性がありますので、内容を確認しておいてください。

<視点>

先週明け、ドル円が節目の160円台の円安ドル高水準をつけましたが、その要因となっているのが、日米金利差とともに、強い米景気がありますが、その米景気動向を点検する上で、米経済指標の内容をチェックしますが、ここ数ヵ月どの指標も予想を上回る強い結果が出ていましたが、先週末の米雇用統計、米ISM製造業景況感指数など重要指標で、予想を下回り、ようやく米景気の過熱感が和らぐ兆しが見え始めたかもしれません。

 

 

【相場】

日経平均は大幅安、ドル円はジリジリと3日続伸し、早くも155円台を回復しました。

日経平均は前日のNYダウは5日続伸したものの、ハイテク株は下落したことで、半導体株主導で大きく売られ、下げ幅600円超の大幅反落、NYダウは引き続き米利下げ観測復活が下支えとなり、買戻しが優勢で推移、上げ幅150ドル超、節目の3万9千ドル台を回復する6日続伸、ドル円は本日も終日を通して朝方から為替介入、米雇用統計後の買戻しが継続、NY市場では155円台後半までじりじりと上昇する上げ幅約1円超の3日続伸となりましたが、先週、政府関係者から為替介入が2日間で実施されたことが示されましたが、その後、イエレン米財務長官の発言を受けて、今後の為替介入は実施しにくいとの見方から投機筋とドル買い需要のある輸入企業などの実需筋の双方からドル買いが持ち込まれている模様で、ドル円は先週末151円台後半の安値をつけた後、3日間で155円台後半まで4円上昇し、160円台をつけた後の為替介入後の下落幅の半値戻しまで156円前後まであと一歩に迫っていますが、果たして為替介入への警戒感が薄れる中、改めて日米金利差に着目した円安ドル高の戻りはどこまで行くのでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

現在、国内企業決算がピークを迎えていますが、昨日、日本を代表する時価総額トップのトヨタ自動車が決算を発表、過去最高を更新するとともに、日本企業で初めて本業の儲けを示す営業利益が5兆円を超えたとのことで、改めてトヨタの強さを示しましたが、トヨタは本業の自動車ではEVの出遅れを懸念された時期もありましたが、強みのHV戦略が当たり、市場の支持を得て業績は絶好調、更に先行投資としても、EVの鍵を握ると言われる全固体電池の特許はトップ、次世代半導体製造会社ラピダスへの出資や宇宙関連の事業にも乗り出すなど、事業体制は万全、それを反映してか時価総額トップの会社であるにもかかわらず、株価もこの1年間で2倍になるなど、株価動向を見ていても本当に安定していて、しかも今回の決算で自社株買いなんと1兆円を発表、死角がないように見えますが、個人的には、実はトヨタの車を1度も所有したことがなく、車屋に聞いても、やはり壊れないのはトヨタと言われたことから、1度はトヨタの車に乗ってみたいなぁ~と思っています。