昨日、市民館で東北大学の川島先生が講演をしました。
http://www.nintendo.co.jp/ds/andj/index.html
脳トレの先生です。
講演のタイトルは「早寝早起き朝ごはんが子供の一生を決める」
というタイトルです。
早寝早起き朝ごはんは、呪文のように学校なんかで唱えていますが
どうして、一生を決めるのか??を医学的見地からお話してくれて
久しぶりに面白いセミナーでした。
TVで見るより、全然笑わない先生。。でも、最前列(ってそこしか空いてなかった
んです。。。。)でしっかり聞かせていただきましたよ。
先生も話してましたが、講演を聞いた私にできることはこのブログを見に
来てくれた人たちへ伝えることだと思っています。
昔(30年~40年前の子供たち)→夜9時以降は寝ていた
現在→子供は夜更かし 睡眠不足 寝不足になっている
子供だけでなく、今は親も寝不足になっています
土日やお休みの日はいつもより、ゆっくり起きてくるみなさんは
慢性的な睡眠不足だそうです
睡眠不足になると、ミトコンドリア機能障害になり、エネルギー産生障害を起こし
疲れやすくなります。
疲れやすいってことは、脳機能が低下して、学習障害や不登校を起こしやすくなります
困りましたねぇ
通常睡眠のリズムは
浅い睡眠 REM睡眠(夢を見る睡眠)と深い睡眠を繰り返しますが
一番大切な睡眠は最初の深い睡眠、これは成長ホルモンを分泌します。
この時間帯は10時~数時間と言われています。
ですので、先生曰はく「10時にはこの深い睡眠に入っていなくてはいけない」
ということです。
REM睡眠から入りますので、9時には寝なくてはいけない、すなわち早寝の
重要性がわかると思います。
また、REM睡眠は記憶を脳の中にきちっと入れる睡眠で学習内容が記憶に固定します。
すなわち、勉強したことを覚えるにはこのREM睡眠が重要ってことなんですね。
REM睡眠をたくさんとれる子は テストの平均点も高いそうです。
睡眠の大切さがわかるでしょうか??
ちなみに、東北大学の医学部の新入生の大半の子は受験生でも11時には睡眠に入って
いたようですよ。
但し!! 寝すぎもダメなんです。要は質の悪い長時間睡眠をしてもダメなんですね。
8時間くらいの睡眠が適度で短くてもダメ、長くてもダメってことなんですね。
ですので、規則正しい生活習慣を送れる子 すなわち親もそうですが、家族でタイムマネジメント
がしっかりできていることが重要みたいです。
ここまで聞いて
痛い話ですが、昨日は9時半にはとにかく就寝させました。
早寝が大事で、寝すぎてはいけないので、必然的に早起きもできるってわけですね。
途中は、科学的な話だったので飛ばして
朝ごはん
これは、食事と脳の関係ですね。
神経細胞はブドウ糖のみをエネルギーにしてます。
ですが、ブドウ糖だけ摂取でもダメ!!
バランスよく食品を摂取した方が、脳の活動が100%機能する
ということなんです。
だから朝ごはんが重要で、これがこのあと1日の脳活動にも影響を及ぼします。
最後にごはんとパン
主食はごはんがいいということでした。
グリセミック・インデックス これは食べ物を食べたときのブドウ糖と血糖値の上がり方
を数値化していますが
低ければ低いだけ良い数値だそうです。
白飯 70
白いパン 95
ブドウ糖 100
玄米 50
無洗米はダメです。周りのタンパク質がそぎ取られているので
パンも全粒粉のパンだったらOKです。
また、ごはんの方がおかずをたくさんとるようです。
朝食習慣と学習意欲の向上
これが講演の最後のお話でした。
内発的意欲の伸ばし方 これは健全な生活習慣をつくること
すなわち、家族全員で朝ごはんを食べるということです
皆さん
少しは早寝 早起き 朝ごはんの重要性がお分かりいただけましたでしょうか??
先生は書籍も出筆してます。
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