履歴書の書き方 わたしの場合 | 助太刀いたす!熊本で唯一の住宅ローン専門FPオフィス
1年半前の文章です。

今、大学生の就職が厳しい状況を迎えている。
べつに驚くことではない。
すでに10年前からわかっていたことです。

働くには主に2つの役割分担があります。
1つは仕事、もう1つは作業です。
仕事は考えること、頭脳労働。
作業は単純労働 そう定義したとします。

仕事はPCにとってかわってきています。
作業は賃金の安い外国人に代わってきています。
コンビにや居酒屋の店員を見ればわかりますよね。

つまり日本人の活躍の場はどんどん少なくなっています。
その一方、活躍の場がますます広がっているフィールドがあります。
そこを見つけてほしいと思います。

生徒のその話をしてみました。

もうひとつ気になったことがあります。
それは履歴書の書き方です。
『これじゃ絶対に面接にいけない』

どうやらしかるべき資格保有者に習ったらしい。
だからだめなんだよ。
再就職の経験がないから机上の空論

わたしも40歳を超えてから2回も就活しました。
40歳を超えてからの就活がどのくらい厳しいか、
大学生の比ではないかもしれません。

『今後のあなたの活躍を祈っています。』
というお祈りメールをありがたいことに たくさん頂きました。

でも2回とも共通していることがあります。
それは面接までいく確率は非常に高かったということです。
そのポイントが履歴書にあると思っています。

その学生に見せてもらいました。
『おれってこんなに優秀だぜ』と書いてあります。

さてこの履歴書を1番はじめに見るのはだれでしょうか。
少なくとも社長ではありません。
普通の会社でしたら担当者がみるでしょう。

その担当者はどんな人を好むのでしょうか。
履歴書で上から目線でこんなに優秀ですと書く人を
採用しようと考えるでしょうか。

あなたの履歴書は『社長や役員』向けに書かれていませんか。
社長は優秀な従業員がほしいと思っています。
しかし担当者はそんなこと考えていません。

彼氏とメールするのに親に向けて書く人っていますか?
以前もまったく面接までいかなかった主婦に文章を教えました。

結果は3戦2勝 

そのうちの1社に入りました。
そんなものです。

もう自分のことばかり考えるのはやめましょう。
担当者はだれで、なにを考えているのか、、、

彼らは忙しいんですよ。
1つの採用枠に100人くらいの履歴書が送られてくるのです。
それを考えたら作戦が見えるでしょう。

しがない社長のつぶやきでした。
がんばってください。

2013年3月に書いた文に加筆しました。