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中国ストライキ拡大影響 トヨタ天津市工場停止

FPえんちゃん@経済・金融感覚養成士です。


中国での日系メーカーのストライキが拡大しています。




中国スト拡大 トヨタ工場が停止、日産関連でも初


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100619-00000504-san-bus_all


(出処 ヤフーニュース 産経新聞)




中国での日系自動車部品メーカーでのストライキがさらに拡大している。トヨタ自動車は18日、系列部品メーカーのストの影響で部品が調達できなくなり、天津市にある完成車工場の操業を停止した。



 同市内にあるグループの豊田合成の工場で17日からストが起きた。内外装の樹脂製品を製造しているが、物流部門の従業員約40人が賃上げを要求し、製造部門の一部従業員も加わった。


 


 労使協議が行われているが、18日も操業ストップしている。豊田合成では別の部品工場でも15日にストが起きていた。完成車工場の停止は、ホンダに続き、トヨタで2社目。



 また、日本プラスト(静岡県富士宮市)は18日、日産自動車やホンダにハンドルなどを供給している中国広東省中山市の工場で17日から、ストが続いていることを明らかにした。



 現地では一部で生産が停止し、労使間で賃上げ交渉を行っているという。日産関連の部品メーカーでストが確認されたのは初めてだが、完成車工場への影響は今のところ出ていない。



 ホンダ系の自動車部品メーカー、高尾金属工業(滋賀県甲賀市)でも、同社などが出資する湖北省武漢市の部品工場で17日から18日にかけてストが起きた。車体の骨格などを製造し、市内にあるホンダの完成車工場に納入している。




ホンダ中国工場 スト終結後も従業員抵抗続いて
います。

この記事の中でも書きましたが、今後は中国では労使交渉が重要となってくるでしょう。




工場が止まってしまっては生産性が落ちるばかりです。


ストライキが起こることでの損害が大きくなる企業も今後出てくるかもしれません。




今後今回のようなストライキは続くような気がします。


中国に進出している日系企業は、当面ストライキと常に向き合わないといけない可能性があると考えておいた方がよいかもしれませんね。