じゃん
貴族登場。
連休後半は馬事公苑で開催されていたJRAホースショーに行ってきました。
すっごく楽しかった!
乗馬体験ができるというのに惹かれて遊びにいったのですが。
間近で見た馬術競技会、白熱しました。
馬がとにかく美しくてかっこいい!
今日見たのは設けられたハードルを順番に飛び越えてタイムを競う競技。
それぞれの馬に個性があって、ひらりと飛び越えた瞬間、心が一緒にフワッと飛びあがる感じがする。
馬が人を乗せて走るところを見ていると、人間よりずっと賢くて冷静な生き物なんじゃないかと思えてきます。
犬とか猫とか感情丸出しだけど、馬は達観したような表情だからかな。
『調教』という二文字も馬のためにあるような言葉だもんね。
競走馬や競技馬って人間の都合のいいように矯正されてるんだと思っていたけど、調教ってそういうことじゃなくて、彼らの能力を最大に引き出すことなのかもしれない。
子供のころ、小動物を相棒にしてるアニメとか童話に憧れていたのですが、今は断然大きい動物と仲良くなりたい。
小動物は肩に乗せたかったけど、今は自分が乗るのがいいな。
賢い馬と心を通わせて、いわゆる『人馬一体となり』って状態はとても美しいと思う。
言葉がなくても通じ合ってるっていうのも高等技術という感じで、いい。
私がバイクのレースを好きなのは、きっとそこに理由がある。
と、熱く語ってしまいましたが、
春の馬事公苑、モッコウバラがきれいだった
藤棚も。
おしゃれネタも。
GOUTERの新作の帽子と代々木上原のDELTAで買ったバッグを着用。
日差しが強かったせいもあるけど、馬といったら帽子でめかす!という刷り込みがあります。(多分マイ・フェア・レディの影響)
もちろんドレスの人なんて一人もいなかったけど、来年はお花のごってりついたつばひろ帽とかで行きたいな。
勝った馬はロゼットをもらっていたよ。
競技者はリボンのたすきが勲章だそうです。
あと、女性騎手にはスポンサーのヴァンサンカン様からマスカラが贈られたんだって(って10回くらいアナウンスしてた)
障害物として置いてあるのもお花の荷車。
のんきでかわいい。
そして、ムネ踊らせて体験乗馬へ。
整理券のおじさん、へっぴり腰。馬使いヘタそう。
ほんの1分もない歩くだけ乗馬でしたが、馬の背中はあったかくて、ハーブのオイルみたいないい香りがして、視界が高くてゆらゆら揺れて怖いんだけど夢心地でした…。
来年も絶対行く!
おまけその1
意味があるんだかないんだかわからない、どこでもドアのような扉。
おまけその2
ホースショーのパンフレットにのっていた、馬具メーカーのおっかない広告。
おまけその3
同じくホースショーのパンフレットにのっていた、馬用サプリの広告。超ニッチ。
「あ~らウチのハートオブハピネス号ちゃん(仮名)に買っていこうかしら」なんて人いるのかしら。
☆☆☆
帰途は世田谷線で。せたまる可愛いでござる。
下高井戸のノリエットにあった、ミュゲの日のお菓子。
お願いして写真を撮らせていただきました。
チョコレートガナッシュの植木鉢に飴細工のすずらん。なんてかわいいLe 1er mai☆
我が家のすずらんタワー。出荷まち。
ソフィア・コッポラの『Lost in Translation』の中で
主人公のシャーロットが「女の子はみんな写真に夢中になる、馬を好きになるように」って言うシーンがあって、いまいちピンとこない例えだなぁと思っていたのですが、今日、その意味がとてもよくわかった。
馬を好きになるように、いろんなことを好きになる。
ビルおじさん眠そ~
私ももう寝ます。