一か月空いてしまった | 一トローンボン吹きの肺がん対峙記

一トローンボン吹きの肺がん対峙記

初期の肺ガンが見つかって手術。その後2年半経って再発、放射線治療。7ヵ月後に副腎転移。標準治療、標準外にかかわらず最適な治療法を模索し続けるアマチュア・ジャズ・トロンボーン吹きの記録。

どうも風邪をひいて
パソコンに向かう時間が少なくなったら
風邪が治まってからも更新に時間を割くのが
億劫になってしまった。

昨日は1ヶ月ぶりの診察日。
胸部・腹部CTもセットでした。

CTの結果は胸部には再発の兆候なし、
腹部の副腎の転移巣も変化なし。
副腎のCT画像も、
先生がおそらくこの部分だと思う、という程度の大きさ。
転移したという事実を知っていなければ、
この画像を見ても気がつかないのかもしれない。

腫瘍マーカーはCEAが6.2。
前回は5.2だったので、ちょっと上昇基調。
先生はこの程度は許容範囲と言っていたが、
次回以降の動きに気をつけよう。

ところで、今週の週刊ダイヤモンドに
抗がん剤の新薬に関する特集が組んであった。
読んでみると、やはり新薬がドンドン開発されて、
進行がんの治癒も今後難しくない、
というような印象を文章全体からは受ける。
もちろん、部分ではそうではない表記もあるが、
一般の人が読むと、
期待ばかりが膨らむような印象である。

新薬の情報も目新しいものではなく、
既存薬よりも多少の延命は期待できるが、
一部のがんを除いては
進行がんの完治はできないものばかり。
一般雑誌では失望させる可能性がある記事は、
難しいのかもしれないが、
もっと事実をありのまま伝えて欲しいと思う。