パナレーサーさんから春先より数量限定で出たチューブラータイヤ RACE TEAM エディション1を使用する機会を頂いたのですが、、、

 

ここ最近で使ったタイヤで最も衝撃的でした

ヤバイよ!コレ!! ∑(゚Д゚)

 

タイヤの神様がいるとしたら、私に 「お前、、、もっといろいろ勉強(経験)せえよ。世の中にはこんなんもあるんやで。」 と手を差し伸べてくれたような衝撃作です。ショックでした。

 

箇条書きですが、、、

 

①コレ作った人は変態(ド級の褒め言葉として)だと勝手に思っています。ガチHENTAIのほうです。世の中の常識に真っ向から疑問をぶつけるだけでなく、答えを出している点が素晴らしい。

 

重箱の隅を突くのではなく、 対案を出さずにいながら、絶対解の無いジャンルをこねくるだけでなく、 ”こういう物が作れるぞ!” ”こういう答えもあるんだぞ!” というのがスゴイと思いました。タイヤにここまでメッセージ性を感じるという段階でヤバイです。ヤバイのはお前だと言われれば反論はしません。

 

②類似する商品が現在では、まず無いです。近いフィーリングのものはありますが製造アプローチが異なるので、同種にはならないかな~と思っています。チューブラータイヤに期待される、ある種ステレオタイプな性能とは別種のアプローチです。

 

しなやかさ=チューブラータイヤですが、しなやかさはある種のロスでもあります。(良し悪しをここで言っているのではありません)このタイヤは真逆を狙いながら、バランスをギリギリのところで破綻なく収めていると感じました。好き嫌いは出るタイヤだと思います。僕も正直いって、「いつも履きたいタイヤとは思わない」と最初は感じました。が、最近はそんなこと無いかも、、、と思っています。

 

③難しいタイヤです。セットアップから細かい指示がされていますが、空気圧の設定でタイヤの表情が異様なまでに変わります。全体を通して感じるのは、剛性感、ソリッド感、そして斬れ味です。初乗した時には、「なんじゃこら?きっつい乗り味じゃないのコレ??」と思いましたが、、、

 

④装着が容易かどうかは難しいところですね。シマノ系のチューブラーリムにはきっつい高さのやつが結構あるので、馴染み出してからでもキツイかも。カンパは問題なくハマりましたが馴染み出しのために、エア圧かけて2日置いてから張りました。

 

⑤コーナー、それもクリテリウムなどのタイトコーナーへの進入→転回→脱出の動作において、このタイヤの剛性は”武器そのもの”だと思います。スゴイ!クリテリウムで勝つためなら投資を惜しまない人は高くても試すべき価値があります。嫌いと感じるかもしれませんが、空気圧を何度も変えて使えるところを見つけるべきです。

 

⑥マニアを自負するならゲットしてむしゃぶりつくように分析すべき。

 

⑦ワイドリムとの相性を高める意味では、もうちょい太いタイヤも並行して欲しいと思いました。

 

⑧次のモデルが出るときには、もっとバランスが高まるなり、多くのユーザーの求める最大公約数にちょっと近づくのかもしれませんが、正にこのモデルが大きな存在になるとも思います。マニアはだからこそ買っておくべき。難しいタイヤですけどwww

 

 

あんまり上手くまとめられないのですが、興味ある人は是非、店長錦織までどうぞ~ うまく表現出来ないことをフルパワーで説明しますw