会社の近くにキャノンの工場ができていたが・・・・あえなく・・・延期・・・と言う発表・・。

もともと陶器と農業の町だったが、キャノンがきてくれるということで町おこしみたいな雰囲気があった。農業をやっている人達は、これから人口も増えるだろうと予測し、田んぼを埋め立てアパートを作っている人もいた。キャノンの仕事をやる為に、下請け会社が倒産していた陶器屋の倉庫を買い、改築していた・・・。キャノンに就職が決まり、今勤めている会社に辞表を出した人達・・・すべての物が音を立てて崩れた・・。誰が悪いとかは分からないけど、もう今にすがって生きていくしかないのだろうか?不平不満も沢山あるだろうが、今は仕事があるということに感謝するしかない。

誰も想像できなかった現状・・・。物がありふれて、考える事すら億劫になっている日本人・・。明日は・・・・我が身かもしれない・・・・。