FANTASYLAND
ディズニーランド・パリのシンボルである「眠れる森の美女の城」の先に広がる「おとぎの世界」がファンタジーランドです。まずは、このお城について触れてみます。塔のイメージは、ディズニーランドと香港ディズニーランドにあるお城と同じですが、パリのだけ異色のデザインとなっています。お城に入るには、手前のS字の形状になった橋を渡ります。橋の下には浅い池があり、Disney Dreams!では噴水の演出が加わります。
お城の中はこんな感じ↓
左右には、年中クリスマスグッズを扱うお店とガラスのグッズを扱うお店があります。
オーナメントを中心に、ぬいぐるみなどのグッズを扱っています。
もうひとつはガラスのグッズを扱うお店
ガラスの製品に名前を入れるサービスなどを受け付けていました。お城のテーマがシンデレラではないので、多少の違和感は感じますね。
このお城は、2階部分に立ち入ることができます。順路は一方通行で、途中映画「眠れる森の美女」のワンシーンのステンドグラスや壁画が飾られています。
そして、最後にはファンタジーランドの景色が広がるデッキに出れます。
「眠れる森の美女の城」は、ナイトタイムスペクタキュラーショー「Disney Dreams!」のメインステージとなり、その背後にあるファンタジーランドの屋上にはパイロの発射台が準備されています。
ショー公演前からファンタジーランド全体が閉鎖され、一部アトラクションを除いて出入りができなくなります。
ここファンタジーランドでは、東京ディズニーランドにもあるブロンズ像が飾られています。
眠れる森の美女の城の裏にあります。
このブロンズ像が意味するのは知っていたらあなたはディズニーマニアですな。
Blanche-Neige et les Sept Nains
「白雪姫の恐ろしい冒険」は、映画「白雪姫」をアトラクション化したダークライドです。ファントムマナー、パイレーツオブカリビアンに並んで「怖い」アトラクションとして知られています。
最後は、プリンスに迎えられるシーンがあるのが特徴的です。
マジックキングダムにも同様のアトラクションがありましたが、クローズしたため、現在はディズニーランド、東京ディズニーランド、ディズニーランド・パリの3か所にしかありません。
Les Voyages de Pinocchio
「ピノキオの冒険旅行」は、映画「ピノキオ」をアトラクション化したダークライドです。暗闇を進むこともあり、「白雪姫の恐ろしい冒険」の次に怖い要素があります。
Peter Pan's Flight
「ピーターパンの空の旅」は、映画「ピーターパン」をアトラクション化したダークライドです。子連れのファミリーに人気が高く、ファンタジーランドで唯一ファストパスに対応しています。
Le Carrousel de Lancelot
「アーサー王と騎士ランスロット」は、映画「王様の剣」をテーマにしたメリーゴーランドです。ディズニーランドにあるカルーセルも同一のテーマです。
Meet Mickey Mouse
建物名通り、ミッキーマウスに会えます。
建物の裏にはディズニーランド鉄道ファンタジーランドステーションがあります。(期間中は運休でした)
今季は通常開園10時に対し、10時30分からの運営でした。
10時20分の時点ですでにこの行列です。
建物内のQ-ラインでは、ミッキーマウスが出演する短編アニメーションが流れています。ディズニー好きなら必ずどこかで見たことあるはずです。
ここが受付というか、列の先端部です。
ここから3~4組ずつ案内されます。
そして、
ミッキーと対面です。
必ずカメラキャストによる撮影が1枚以上入りますが、それ以外は通常通りグリーティングできます。
出口には、モニターがあり、先ほどカメラマンによって撮影された写真が表示されます。なぜモニターが3つ(4枚×3)あるかは察してください。
Dumbo the Flying Elephant
「空飛ぶダンボ」でおなじみのアトラクションです。
英名のアトラクションとしては、世界5か所にあるディズニーランドすべてに存在します。
自分一人で座れる子供から乗れるアトラクションだけに、家族連れに人気があります。座席前のレバーを上にあげれば上昇し、下に下げれば下降します。
Alice's Curious Labyrinth
「アリスの不思議なラビリンス」は、ディズニーランド・パリにしかないウォークスルー型のアトラクションです。2016年6月16日オープン予定の上海ディズニーランドにも導入が決まっています。
どんなアトラクションかというと「迷路」です。それほど難しくはなく、行き止まりがすぐ分かるようになっています。混雑時は、人の流れができるのでそれについていけば必然的にゴールできます。
至る所に映画に登場するキャラクターがいます。
ゴールには、ファンタジーランドが一望できるハートの女王のお城(展望台)があります。
出口は1か所だけです。
お城の入り口に戻ると出口にはつながっていないので逆走することになります。
歩く速度にもよりますが、所要時間は15分ほどです。
Mad Hatter's Tea Cups
映画「不思議の国のアリス」に登場するマッドハッターが主催するお茶会がテーマのいわゆるコーヒーカップです。東京ディズニーランドに比べるとカップをまわすハンドルが固いので、クルクル回すことはできません。
Casey Jr. - le Petit Train du Cirque
ケイシージュニアは、映画「ダンボ」の冒頭部分で登場するサーカス列車を再現したアトラクションです。ディズニーランドには、ミニチュアの機関車が使われているのに対し、ディズニーランド・パリは自走式のコースターです。
自分一人で座れる子供から乗れます。
ファンタジーランドの奥地にあるためか、それほど待ち時間が伸びない傾向にあります。オープン直後で誰も並んでいなければ、乗ったままもう1周させてくれる場合もありますよ!
Le Pays des Contes de Fées
「おとぎの国のカナルボート」は、ディズニー映画のワンシーンがミニチュアで再現された世界をカナルボートに乗って進むというアトラクションです。それぞれの映画では隠れキャラがいて、それを見つけるのも楽しみの一つです。
it's a small world
童謡「小さな世界(it's a small world)」は世界中の人たちから親しまれているディズニーの名曲の一つです。各国の民族衣装に身を包んだ子供たちがそれぞれの言語で歌う「小さな世界」を聞きながら、ボートで旅をするアトラクションです。ディズニーランド・パリでは、大規模な改修工事が行われ、2015年12月にリニューアルオープンしています。
ディズニーパークというくくりでみると、東京の次に雨量の多い気候であるため、乗り場は屋外に設置されているものの、屋根で覆われた特殊な構造になっています。
乗り場付近には、各国の言語で「WELCOME」の意味の垂れ幕が飾られています。
香港ディズニーランドとディズニーランドのイッツアスモールワールドは、各国のテーマにちなんだディズニーキャラクターが登場します。ディズニーランド・パリでも同様のリニューアルが行われていると思ったのですが、追加されておらず、どこがどう変わったのかは私の目でも判断できませんでした。
唯一ここかな?と思ったのがフィナーレのシーンです。
記憶があいまいなので何とも言えません...。
ディズニーランド・パリでもホリデーバージョンが導入されていますが、リニューアル・オープンが12月中旬だったこともあり、2015年だけは通常バージョンということでしょう。
2016年6月16日、世界で6か所目にオープンする上海ディズニーランドには、イッツアスモールワールドの導入予定はありません。ウォルト・ディズニーの理念や精神が詰まったアトラクションを作らないとなると、何か特別な理由がありそうです。
東京ディズニーランドでも「移設計画」の噂がありますが、実際問題どうなるかは明らかになっていません。