Disneyland Resort Paris - 08 | The Wonderful World of Disney


ある花嫁・メラニーの話です。

恋に落ちた男性との結婚式当日、ドレスで身を包んだメラニーは、とある亡霊ファントムに死の世界へと引きずりこまれます。


主人公のメラニーは、花嫁姿のままで死の世界へ。

どうして幸せを掴まずに私は死んでしまったのか。

私の花婿は、いつ迎えにきてくれるのか。


彼女は、呪われた屋敷で今も花婿を待ち続けている。

謎の亡霊ファントムは、そんな屋敷の中で訪れるゲストを死の世界へと引きずり込もうとしている。



ということで、フロンティアランドのアトラクション紹介(前半)です。


⑦ Phantom Manor
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サンダーメサの小高い丘にそびえたつ屋敷

ゲストは、この建物の正面から入り、幽霊となった花嫁の謎のミステリーを解きにやってきます。


まず、建物に入ると2つの部屋(壁画が伸びる部屋)が待ち構えます。

ちなみに、東京ディズニーランドおよびフロリダ・マジックキングダムのホーンテッドマンションでは、天井そのものが上がる仕掛けですが、カリフォルニア・ディズニーランドとディズニーランド・パリは、建物の構造上、部屋全体がエレベーターのように下のフロアに下がる仕掛けになっています。(天井は固定)



東京ディズニーランドに存在するホーンテッドマンションとは、全く違うストーリーになっていますが、マダム・レオタ(水晶に映る顔だけの女性)や舞踏会のシーンなど似た内容の部分があり、最後にライドの中心にお化けが映るシーンもあります。


はじめは、主人公メラニーは若い花嫁姿ですが、ライドが進むにつれて、徐々に老けていき、最終的には白骨化していきます。かなり不気味で、世界のディズニーランドでもスケールや怖さが違います。夜に乗ったら・・・。



トリビアとしても有名ですが、ホーンテッドマンション(ファントム・マナー)は、香港ディズニーランドを除いた4つのディズニーランドに存在します。しかし、その所在はすべて異なります。

カリフォルニア・ディズニーランド → ニューオーリンズ・スクエア

フロリダ・マジックキングダム   → リバティー・スクエア

東京ディズニーランド        → ファンタジーランド

ディズニーランド・パリ       → フロンティアランド

これにも何か特別の意味があるんですかね?


ライドは、1台3人(各国共通)まで乗れます。




⑧ Thunder Mesa Riverboat Landing

 フロンティアランドを流れるアメリカ河を渡る蒸気船の停船場です。

 ここでは、2隻の船Mark Twain号とMolly Brown号が停船します。滞在期間中、Mark Twain号はメンテナンスのため、Molly Brown号のみ運航していました。


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この蒸気船に乗れるのは、ここディズニーランド・パリだけです。

ビックサンダーマウンテンを中心にアメリカ河を反時計回りに1周します。(東京ディズニーランドでは、トムソーヤ島を中心に時計回り)


Molly Brownは、あのタイタニックで生き残った一人の女性の名前に由来します。東京ディズニーシーにも同じ名前を持つ船あるので、探してみてください。



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黄色のスチーマーラインは、MOLLY BROWN号とMARCO POLO号の二隻です。 MARCO POLO号は、8月まで開催されたサマーオアシススプラッシュのため、船自体が改造されました。現在は、通常の運行に復帰するのメンテナンスのため、運用を外れています。パークで黄色のスチーマーラインを見かけたら間違いなくMOLLY BROWN号です。ま、そこに目を向けるゲストはいませんが・・・。