甘酒を使ったチャーハン

ようやく雪国にも春が訪れたようで、日差しが明るくそして暖かくなりお日様のありがたさをしみじみと感じます。

そしてそのお日様を浴びていると、まるで木々の堅いつぼみがほころぶように心身共にほぐれていくのが感じられます。


以前にお伝えしました「かえる」さんプロジェクトは、長岡市の振り込め詐欺撲滅のキャンペーンにも参加することになり、今後に期待を寄せているところです。

そしてまた、近頃は国内外で起きる悲惨な出来事に心を痛めることも多くなり、出かけた人が無事にまたその場所に戻ってくるというごくありふれたことが、ありふれたことでなくなってきていることも多くなってきたように思います。

そこで、「かえる」さんをお守り入れのバッジに仕立ててみました。

このお守りバッジは全て手縫いのため大量生産は出来ません。しかし、これを付けて下さる方が『無事に帰りますように』と一針一針に心を込めて仕上げています。

デザインはもちろん松岡達英さんのもの。しかし、残念ながら同じ色合いのフエルトが市販されていないのでちょっとじみな色合いになってしまいました。

小さなかえるさんの手足作りには苦労しましたが、「かえる」さんの愛くるしさはそのままに出来上がっていると思います。

もしこのお守りバッジに興味がある方は、気軽にお問い合わせ下さい。


お守りバッジ

先日、棚の奥から缶詰の甘酒をみつけました。

これは、娘が帰ってきた折に飲んでみたいと買い求めたものの、飲むこともなく帰ってしまい、そのまま放置されていたものでした。

甘酒というと、昔は何処の家でも作られ、その味は各家庭で微妙に違っていて寒い冬にはよくいただいた記憶があります。

しかし、缶入りをいただいたことはなく、ちょっと興味があったので開けてみることにしました。

一口いただいてみると自家製のものより癖が無く、とても口当たりがいいのに驚いてしまいました。

そして思い浮かんだのが、これを使ってチャーハンにしてみることです。

まずは甘酒を使い即席白菜漬けを作り、入れる豚肉にも甘酒をまぶし、後は中途半端に残っている材料を使ってチャーハンにしてみました。

入れる材料はいつもとほとんど変わりないのですが、今回は甘酒が作用して何ともいえないまろやかなコクのあるチャーハンになり、思わぬ収穫でした。

また作ってみたいな~という気がしますが、もう普段甘酒をいただくということもなくなり次はいつになることでしょう?

もし甘酒をいただく機会がありましたら、是非一度お試しになってみて下さい。



白梅 甘酒を使った変わりチャーハン 赤梅

材料    2~3人分

白菜(外側の大きい葉) 2枚    粗みじん切り 
 甘酒         大さじ1
 塩          小さじ1
豚細切れ        100g   
 甘酒         大さじ1
 醤油         大さじ1/2 
サラダ油        大さじ2
長ネギ         20cm  みじん切り
ニラ          4株    みじん切り
シメジ         1/2房    みじん切り

温かい御飯       丼2~3杯
醤油          大さじ1
塩           適宜

作り方
1)粗みじん切りした白菜をボールに入れ、甘酒と塩をよく揉み込みます。他の材料を準備している間そのまま漬け込み、チャーハンを作る直前に水分をよく絞ります。
2)豚肉の細切れは、大きめの場合は小さく切り、小さい場合はそのまま使います。別のボールに豚肉を入れ甘酒と醤油をまぶします。
3)大きめのフライパンを火にかけ、サラダ油の半量を入れ2)の豚肉を炒めます。
4)豚肉に火が通ったら、次に長ネギとニラ、シメジそして1)の水分を絞った白菜を加えて炒めます。
5)炒めた材料をフライパンの端に寄せ、空いた部分に残りのサラダ油を入れ温かい御飯をいれます。
6)端によけた材料と御飯を切るような感じで混ぜ合わせながら炒め、最後に醤油を回しかけさっと炒めます。もし塩味が足りない場合はお好みで足し、盛りつけます。