根菜のトリオサラダ


先日レンコンをいただいた友人から今度は百合根をいただきました。

百合根は文字通り百合の根っこ、いえ正しくは球根です。その形は、花びらのような鱗片が重なり合うようにして一つの塊になっています。その塊からは、とてもあのスマートな百合の花を想像するのは難しいですね。

百合根は漢方薬として用いられますが、滋養に富んでいることから食用にもされ、これもレンコン同様お正月の縁起食物の一つにもなっています。

茶碗蒸しや含め煮、あんかけ、天ぷらなど使い方も様々ですが、今回は、レンコン、サツマイモと共にさっと素揚げし、バターで炒めたイカも加えおかずになるサラダにし、クルミ入りのレモン汁をかけていただきました。

名付けて「根菜トリオとイカのごちそうサラダ」です。

一緒に水菜を加えましたが、これをレタスや春菊、さらし玉ネギ等にかえるとそれぞれ違った味を楽しむことが出来ます。

また、素揚げをしました根菜トリオにお塩を軽く振りかけたものは、お酒のおつまみにもなります。

前回書きましたように、お酒を飲む際にレンコンを一緒にいただくと悪酔いしないそうなので、こんなおつまみでお試しいただくのもよいかと思います。


一緒にいただいたものは、シメジトマトソースの三色パスタです。




レンコン 根菜トリオのごちそうサラダ サツマイモ

材料
イカ      1杯
塩、胡椒    各少々

揚げ油     適量
百合根     1ヶ    バラバラにする
サツマ芋    5cm   皮付きのまま薄い輪切りにして水にさらす
レンコン    5cm   皮をむき、薄い輪切りにして水にさらす

ニンニク    1片    薄切り
バター     5g

水菜      1~2株  長さ3cmに切る

刻みクルミ   大さじ2  フライパンで煎る
レモン汁    1ヶ分
塩、胡椒    各少々

作り方
1)イカは、はらわたと骨、足の吸盤を取り除き水洗いします。胴は縦に1本切り込みを入れ平らに切り開きます。更に横に3~4枚になるように切り分け、一枚ずつ端から2cm巾の短冊切りします。足は2本ずつに切ります。
2)サツマ芋、レンコンはキッチンペーパーなどでよく水分を切ります。用意した揚げ油を160度に温め、百合根をさっと揚げ油を切ります。次に水分を切ったサツマ芋とレンコンをパリッとするまで油を切ります。
3)切ったイカに塩と胡椒を軽く振ります。フライパンにバターを入れ溶かしニンニクを炒め、香りが立ったらイカを入れ炒めます。
4)ボールに切った水菜、素揚げした2)の野菜とイカを入れ全体を混ぜ器に盛りつけます。
5)煎ったクルミとレモン汁を合わせ、塩と胡椒で味を調え、食べる直前に盛りつけた野菜に振りかけ全体にまぶします。