南半球ニュージーランドでは秋風が吹き始め、日がだんだんと短くなって来ました。

ニュージーランドでは、一年を通してスーパーで手に入る野菜はほぼ同じで、アジア系の食材やちょっと珍しい果物や野菜は専門店や週末の朝に開かれるマーケットなどに行かないと手に入らない物が多いです。また、家の庭で一般的に取れる果物などもスーパーで売っている事が少なく、持っていない場合は全く手に入らない事もしばしば。そのため、マーケットに行くと色々な食材がありすぎ、つい目移りしてしまい、最終的には買いすぎてしまうなんて事もたびたび・・・

先日、オークランド市内でもオーガニックに力を入れている地域まで一足伸ばして来ました。昔、ニュージーランドの自然食品というと手を全く入れてない野生に近い野菜や果物が多く、しかも高いという事が多かったのですが、今ではオーガニックかどうかにかかわらずほぼ同じ値段で手に入ります。

そんな中、今回見つけたのはイチジク!

こちらでは、主流の白イチジクはサラダとして食べる事が多いのですが、特に癖のあるヤギのリコッタチーズなどと組み合わせたサラダのお味は格別です。

今回はマーケットで一緒に手に入れたサラミと一緒にサラダにしました。また、今回入れようと思っていてすっかり忘れてしまったのですが、軽く炒ったクルミを入れてもおいしいです。

もしルッコラが無い場合は、若干苦みがあるサラダ菜、例えばクレソンやカラシナなどのベビーリーフで代用します。

イチジク(中身) ルッコラ、サラミとイチジクのサラダ イチジク(中身)

材料(一人分)
バルサミコ酢  50cc
砂糖      大さじ2
 
ルッコラ    適量
サラミ     薄切り6枚ほどを半分~1/4に切る
イチジク    2、3個を半分~1/4に切る
(クルミ    大さじ1~2 軽く炒って細かく砕く)
オリーブオイル 適量

1)バルサミコ酢の濃縮ソースを作ります。小さな鍋にバルサミコ酢と砂糖を入れ、火にかけます。沸騰して砂糖が溶けたら火から下ろし、さまします。
2)サラダの材料をお皿に盛りつけ、オリーブオイルとさましたバルサミコの濃縮ソースを上からかけて出来上がりです。

 サラミは、塩分と胡椒が強い物が多いので、塩と胡椒は必要ないですが、足りない場合はお好みで足して下さい。