カリフラワーのスープ


いよいよ寒さも本格化しそうな様子ですね。寒さが苦手なので冬将軍の到来は遅いほど嬉しいのですが・・・・


暑い日の朝にいただく熱いスープは、冷房による冷えの解消にも一役かってくれるので、ほとんど欠かさずいただいていましたが、寒くなってくると、今度は身体を芯から温めてくれ代謝を促してくれるのでまた欠かすことが出来ません。

ということで、我が家では、一年を通じて一週間に5~6日は朝に野菜を中心にしたスープをいただいています。

基本的には毎日新しいスープを作るのですが、毎日作るのはちょっと面倒なときや忙しい朝になるのがわかっているときには、前の晩のスープの残りをいただくようにしたり、また二日分をまとめて作ったりもします。

まとめて作る場合には、スープの種類によっては一日目は塩味ベースに、そして二日目は、牛乳を足したり、トマトの缶詰などを足して味を替えてみたりすることもあります。

そして、スープの具材はたくさん入れる事が多いです。野菜の種類もさることながら、量も半端じゃないほど入れることが多いですね。それは、一日に必要な野菜の種類や量をこれ一品で賄えるほどかもしれません??

使う材料は、玉ネギ、セロリ、人参、ジャガ芋やキャベツなど季節を問わずに手に入る野菜を中心に、その季節に取れたもの、そして後は缶詰も使います。

今の季節のものとしては、大根、カブ、白菜、カリフラーやほうれん草等々、他に豆の水煮などを使うことも多いです。

また時には、半端に残っているベーコン、お肉やお魚類などを入れると、半端な食材や残り物の処分をすることも出来ます。

お味噌汁だと具材にあまり悩まない方でも、いざスープとなると何を入れたらいいのかわからないというご相談を受けることがありますが、スープだからといって何を入れなければいけないということはなく、とにかく手持ちのものから色々試してみることが一番だと思います。

我が家の基本は、無添加コンソメスープの顆粒をベースにした味付けなのですが、入る野菜によって全く違う味になるのは味噌汁と同じですね。

また、最初に野菜を炒めるときにオリーブオイル、サラダ油、バターなど使う油脂によっても味が変わります。しかし、夏場には野菜を炒めずにいきなり煮込むときもあり、その時々により変えています。

後は、ニンニク、セロリ、ベイリーフやパセリなどのハーブ類を上手く使うとグ~ンと味が本格的になります。



今日は、寒くなり見かけることが多くなったカリフラワーを使ったスープをご紹介します。

何処のスーパーの野菜売り場でも、ブロッコリーに比べカリフラワーの数が圧倒的に少ないことに驚きます。なぜなのでしょうか?

カリフラワーは、サラダでいただくのはもちろんですが、炒めてもスープにしてもおいしく、万能野菜の部類に入ると思うのですが・・・とにかく理由はわかりません。

今回のカリフラワーのスープは、カリフラワーの量を少し控えめに使っているので、出来上がりが少しさらっとした感じになりますが、もしもう少しもったりとした感じがお好きな方は、カリフラワーの量を少し多く使ってみて下さい。しかし、他の材料は替える必要はありません。それと、牛乳ではなく生クリームを加えるとよりクリーミーなスープになりますが、その場合は、決して強火でわかしてしまわないように気をつけて下さいね。

どこかキャベツに似た味のするカリフラワーのスープはいかがでしょうか?




ミニマムカリフラワー カリフラワーのスープ ミニマムカリフラワー

材料
バター         5g
玉ネギ         中1/4ヶ   薄切り
ニンニク        1/2片    薄切り
カリフラワー      350g~  子房に分ける
セロリ         4cm    薄切り
水           250cc
顆粒コンソメスープ   4g
パセリの茎       1枝
ベイリーフ       1枚
牛乳          200cc
塩、胡椒        適量
粉末パプリカ      お好み


作り方
1)鍋にバターを入れ溶かし、薄切りにした玉ネギとニンニクを加え良く炒めます。
2)子房に分けたカリフラワーと薄切りしたセロリを加え、さっと炒め、水を加えます。更に顆粒コンソメ、パセリの茎、ベイリーフも加え10分位煮込みます。
3)火を止め、粗熱を取り、ベイリーフとパセリの茎を取り出してからミキサーにかけ、再び鍋に戻します。
4)一度わかし、アクを取り去り、次に牛乳を加えます。塩、こしょうで味を調え、丁度煮立ったところで火を止め、湯を入れて温めておいた容器に盛り付けます。
5)お好みで粉末パプリカ少々をふります。