そんなに頻繁に使うものでもないので買ってもいいのですが、どうも市販のものは甘すぎて家族にも不評なので、毎年新生姜がでるとたくさん作って瓶詰めにしておきます。出来上がったものは冷蔵庫に保管し、きれいなお箸等を使い少しずつ取り出して使っていると、かなりの月数保存しておくことが出来重宝します。
この酢生姜は新生姜でなくてももちろん出来ますが、繊維が固く筋っぽくなり、又薄く切るのが難しくなるので、できたら新生姜が出回っている間に作るのが一番おいしく出来上がるように思います。
酢生姜
材料
生姜 500g
塩 小さじ1/2
米酢 200cc
塩 小さじ1/2・・・メーカーにより塩辛さが違いますので好みに加減して下さい。
白だし 小さじ1/2
作り方
1)生姜は、皮を剥いて(新生姜の場合は、包丁でこそげるようにして剥きます)繊維に沿ってごく薄く切ります。
2)米酢、塩と白だしを合わせておきます。
3)良く沸騰したお湯に塩少々を入れ、薄切りした生姜を茹でます。
4)生姜が透き通ったらざるにあけよく湯を切り、すぐに2)の酢に漬けます。
もし、甘酢にしたい場合は、酢にお砂糖を好みの量加えて下さい。漬け込んで1時間もすると食べられます。
こんな感じで、作り方はいたって簡単です。
そして、酢生姜といったらやはりお寿司ですね。
今回は、お魚を使うのでもなく、かといってひじきなどの精進寿司でもないお寿司を作ることにしました。
我が家の庭には勝手に生えてきた大葉が大きく成長して、この夏は色々活躍してくれました。しかし、その大葉ももう穂を付けもうじき季節が終わりになることを知らせています。
そこで、この大葉、他にミョウガ、糸三ツ葉などの香味野菜を使ったお寿司にすることにしました。これらの香味野菜は、ワサビとの相性もいいので良くお刺身に添えられたりしますが、その場合と違うのは、今回は主役だということです。
そして、とかくお寿司というと野菜不足になりがちですが、今回は三つ葉は軽く茹で、キュウリも生のままではなく塩もみをしたので使う量もかなりのものになります。
あとは、あまり主張の少ない練り物を一緒にのせると、ちょっと変わった夏らしいちらし寿司の出来上がりです。
夏の季節が終わりを迎えつつありますが、これからもまだ暑い日があると思います。そんな一日こんなお寿司はいかがでしょうか?
一緒にいただいたものは、
卵豆腐
カボチャの煮物
味噌汁・・・大根、人参、ナス、長ネギ、油揚げをいれて
香味野菜と練り物のちらし寿司
材料 二人分
笹かまぼこ 4枚 斜め4~5枚にそぎ切り
カニかまぼこ 1~2パック
キュウリ 1/2本 薄い輪切りにし、塩もみする
入り白胡麻 大さじ1
大葉 小10枚
糸三ツ葉 1把 軽く茹で、2cm位に切る
ミョウガ 3ヶ 縦半分に切り、端から薄切り
アボガド 6切れ
酢生姜 適量
酢飯 適量
作り方
1)キュウリは塩もみをしたらさっと洗い、良く水気を絞っておきます。
2)酢飯に水気を絞ったキュウリと入り白胡麻を入れ、切るように全体を混ぜます。
3)2)の酢飯を丼等によそります。
4)ご飯の上に、練り物と香味野菜、アボガド、酢生姜を彩りよく盛り付けます。