近頃夏を思わせるような暑い日も多くなってきました。
こんな陽気になると、食べたくなるのがカレー味のものです。我が家はこのカレーが大好物ですが、カレーはもともと暑い国ものなので、身体の中の熱を発散させる力がが半端ではありません。その為、暖かさを温存して代謝を高めたいと思う寒い季節には彼を食べるのを控えていました。
しかし、口はこの味が大好物と合って、ちょっと温かくなると俄然恋しくなるのですが、スパイシーな本格カレーはもう少し先に作ることにして、最近はお野菜たっぷりのマイルドなカレーなどを作ったりしています。
そして、一年を通して作る我が家のカレー味の代表が今日ご紹介するタンドリーチキンですね。
このタンドリーチキンを初めて作ったのは、もう何十年も昔のこと。その頃はまだ食べたことがなかったのですが、お料理の本に載っていた写真がとてもおいしそうだったので作ったのが始まりです。
その後は、他の味を知らぬまま時間はたち、ニュージーランドに行ってから初めてインド人経営のレストランでタンドリーチキンを食べました。
その味は、我が家のカレーっぽい味と違い、全く辛みはなく、むしろ甘酸っぱい感じの味付けに色もかなり赤かったのにはちょっと以外だった覚えがあります。その後他のレストランでもいただいたことがありますが、どこでも辛いところはないことを思うと、たぶんこれが本来のタンドリーチキンなのでしょうね。
最初に見た本の味をベースに今ではすっかり我が家の味が出来上がり、その後も変わることなく同じ味で作っています。
我が家のタンドリーチキンはマイルドな味付けですので、もっとスパイシーにしたい方は、チリパウダーやクミン、コリアンダーなどお好みの香辛料を足してください。
タンドリーチキンは本来は骨付きもも肉を使いますが、我が家は、食べる量が皆まちまちなので手羽元を使うことが多いです。この手羽元を使うと、丸ごともも肉より焼く時間も少なくて済みます。また、お弁当や人が集まるようなときにもフィンガーフードとしてとても便利です。
一緒にいただいたものは、
フライドポテト
パスタサラダ・・・ブロッコリー、人参、ピクルス、アスパラガス、パセリ、セロリ、オリーブをいれてヨーグルトドレッシングで
タンドリーチキン
材料
鶏手羽元 8本 骨に沿って切り込みを入れる
塩 小さじ1/2
プレーンヨーグルト 50cc
カレー粉 大さじ1
ケチャップ 大さじ1
タマネギ 中1/4 すりおろす
作り方
1)ボールに、プレーンヨーグルトからおろし玉ネギまでの材料を混ぜ漬けだれを作ります。
2)切り込みを入れた鶏手羽元に塩をこすりつけます。
3)1)のボールに鶏手羽元を入れ全体にたれが良くなじむように混ぜ、そのまま30分ほどおきます。
4)手羽元にたれが少し残る程度に余計な分は手で除き、オーブンバットに並べます。180度に温めたオーブンで25分位もしくはグリルで、中から透明な焼き汁が出るまで焼きます。