鮭の唐揚げ



今はまさしく卒業シーズンたけなわ、礼服に身を包んだ親子を多く見かけます。

そのせいでしょうか?いつものお魚屋さんにもよくお祝いに用いられるタイがずらりと並んでいました。後は、カレイ、カニや殻付きホタテ貝、イカ、カツオ等々。しかし、お値段もお祝い相場?気のせいなのかどれもいつもより高めの値段がついているような・・・・

いつになく心ときめくようなお魚に出会う事ができません。

他にぐるっと見回すとサケの切り身が・・・そう、こんな時の助っ人は、サケ。

サケは、日本人の好きなお魚の上位にランクインしているとか?確かにサケが欲しいと思ったら何処のスーパーに行っても買う事ができますね。

ご多分に漏れずここにも甘塩から辛塩まで、そしてトラウトサーモン、時鮭などいくつかの種類がしっかりと並んでいました。ということで、今回は甘塩鮭で、手を打つことにしました。

サケは、色んな味わい方が出来る便利この上ないお魚ですが、ここの所、お休みの日には、薬局の前面に置く棚作りをしているので、お休みといえどあまり手間をかけていられません。

さて今回はどのようなお料理にしましょうか?

前日煮て味のよくしみたお野菜もあるので、鮭の唐揚げをする事にしました。

これは、切り身を更に食べやすく小さめに切ったものに大葉を巻いて揚げるだけという、実にシンプルなものです。

同じ揚げ物でも、フライに比べ軽い仕上がりになるので、つけ合わせのサラダは、キャベツの千切りではなく、レタスと人参の千切りを添えていただきます。

今回は生の鮭が手に入らなかったので甘塩鮭にしましたが、この場合は、既に塩味がついているので何もつけなくてもおいしくいただけます。しかし、塩が極端に甘かったり、生の鮭の場合には、我が家ではフライ同様自家製トンカツソースをかけていただきます。こうすると和風にも洋風のおかずにもなります。また、もうちょっと洋風にするには、マヨネーズを一度沸騰させた白ワイン少々でゆるくし、マスタードとケチャップを少し加えたものをつけていただきます。

シンプルですが、あまり手抜きに見えないこんなメニューはいかがでしょうか?




一緒にいただいたものは、


桜 レタスと人参のサラダ・・・レタスと人参を千切りにして
桜 こんにゃく、干し椎茸、人参、ごぼうの彩り煮
桜 ほうれん草のごま和え
桜 大根と里芋のみそ汁



さくら。 鮭の唐揚げ さくら。

材料   2~3人分
甘塩鮭切り身   3枚
大葉       6~8枚    茎を取り、縦半分に切る
片栗粉      適宜
揚げ油

作り方
1)鮭の切り身は、皮と骨を取り除き、切り身1枚を4~5枚の削ぎ切りにします。
2)半分に切った大葉を裏側に片栗粉をつけ、小さく切った鮭の真ん中あたりにぐるっと巻きます。
3)今度は片栗粉を全体につけます。余分な粉は落としながら180度に温めた油でカラッとするまで揚げます。