お昼のお弁当を有り合わせの袋に突っ込んで、更に自転車のかごに入れて店舗まで通う毎日。何とも味家がないと思い、有り合わせの布で作ろうと思い立ったものの、作りかけては放置するという状態を何回も重ね、ようやくランチ用のバッグの完成をみる事ができました。

このバッグを作るにさし、誰でもが持つ事が出来ることというのが条件に入ります。その為、デザインも自ずとシンプルなものに・・・・

自転車のかごに丁度入る大きさにし、そして、口から中のものが飛び出さないようにと口をしぼれるようにしました。布はチェックの柄ですがそれだけではちょっと寂しいような気がしたので、薬局の名前「フォレスト」をアレンジしてロゴもつけてみました。

バッグに入る中身は今までと同じですが、この中にお弁当を入れて持っていくと何となくうきうきするのが不思議です。

さて、この中に入るお弁当は、ほとんど毎日パンです。おもにサンドイッチが多いのですが、時にはマフィンやクイックブレッドということもあります。

サンドイッチの中に入れる野菜は、出来るだけ季節のものを取り入れるように心がけています。冬の季節では到底とれるはずもない、キュウリとかトマト等は、一年中ハウス栽培されているとは言うものの、やはり夏以外は味が薄く水っぽい感じがします。これではいくら彩りよいサンドイッチが出来てもおいしさは半減です。そこで我が家では、キュウリはピクルスに、トマトはサンドライドトマトに変え、卵やツナ等に混ぜて使ったりします。他には、ポテトやカボチャをサラダにして入れたりもします。そして、夏の季節には露地物も多く出回り味もぐっと濃くなるので、もちろんトマトやレタス、そしてキュウリ等をふんだんに使った野菜中心のサンドイッチを作ります。

野菜以外では、チーズ、薫製魚、缶入りツナ、魚のフライ、ソーセージ、お肉類のソティー、ベーコン、ハム、卵を茹でたりオムレツにしたもの等をその時々に合わせ野菜と一緒に使っています。

サンドイッチに使うパンも自家製で、食パン、小さめのコッペパン、時にライ麦パンを使います。他にマフィンやクイックブレッド等があります。これらも常に甘いものではなく、サンドイッチ同様、色んな野菜やチーズを入れた甘くないお食事用のものも作ります。

よくサンドイッチでお腹がはらないのでは?という質問を受けますが、我が家の自家製パンは市販品に比べると、しっかりとしているというのがお腹のはる一番の基かもしれません。そして、サンドイッチは、食パンの場合は耳の部分を切り落とさないようにし、更に、中身をしっかりと詰めるようにしています。又いただく時には必ずコーヒーや紅茶といった飲み物と一緒にいただきますので、決してお腹がはらないということはありません。


数あるサンドイッチの中から、今日はツナサンドをご紹介しようと思います。

ツナサンドはとてもありふれていますが、そこにハーブ、オリーブ、アボガド、玉ネギ、レモンの皮やサンドライドトマト等を加えるとちょっとリッチなサンドイッチに変わります。

そして今日は、サンドライドトマトと玉ネギを入れたものです。ちょっと塩味の効いたサンドイッチと共にリンゴのジャムのサンドイッチも一緒にいただきました。

このサンドイッチを家で食べる場合には、よく温めたフライパンにサンドイッチを入れ、フライ返しでうえから軽く押さえるようにして両面をカリッと焼いたホットサンドにしてもおいしいです。




サンドイッチ ツナサンド コーヒー

材料
サンドイッチ用食パン       6枚・・・我が家製で9cm角位です。市販のものなら4枚。
バターまたはマーガリン      適量
ノンオイルライトツナ缶(80g)   1缶  
玉ネギ              1/6ヶ    みじん切り
塩                ひとつまみ
サンドライドトマト        1~2枚
ドライバジル           少々 
白胡椒              少々
マヨネーズ            適量

作り方
1)サンドライドトマトを小さな器にいれ、トマトが充分浸るだけの熱湯を加え10分くらいそのままつけておきます。
2)パンにバターまたはマーガリンを塗っておきます。
3)ツナ缶の中の水をしっかりと切り、ボールにあけておきます。
4)みじん切りにしたタマネギに塩ひとつまみを加えたものを、布巾に包み手で少し揉みそのまま冷水をかけ、玉ネギに辛みを抜きます。
布巾の中に入れたまま手で水分をよくしぼり、ツナの入ったボールに玉ネギだけを入れます。
5)熱湯につけておいたサンドライドトマトが柔らかくなったら、細かく刻み、ツナと玉ネギの入ったボールに加えます。
6)5)のボールにドライバジルと白胡椒を少々ふり入れ、マヨネーズも加えよく混ぜます。マヨネーズの量はお好みですが、あまり多くすると、サンドイッチが水っぽくなるので気をつけて下さい。
7)用意したパンに6)のツナを挟んだら出来上がりです。