パンを毎週焼いているので、サンドイッチ用のパンを切ったさいに出るパンの端は冷凍庫にどんどんたまっていきます。始めはパン粉を作っていましたが、なかなか使いきれず、またいつしかたまってしまいます。う~ん?何かにしなければ??と考えたのがケーク・サレ

始めは小さなさいの目に切ったパンの端を、牛乳と卵をあわせたものにいれ、フライパンで焼くようにして作っていたのですが、作り方は簡単だけど、どうも重い仕上がりになり、食べた後の胃袋も重くなってしまって・・・

改良を重ね、最終的にはケーク・サレもどきパン粉のケーク・サレの出来上がりとなりました。パンの堅い部分にも関わらず、出来上がりは柔らかく、食感がケーキのようなので邪魔者扱いだったパンの端っこが、今では、すっかり人気者になっています。

余裕のあるお休みのお昼には、この甘くないケーク・サレと、他に甘いパン粉プディングなども作りお休み気分を盛り上げます。

今回のケーク・サレは、サン・ドライドトマトを入れていますが、これを入れずに、ベーコンとタマネギだけを入れて作る事も出来ます。その場合にはちょっとスパイスの利いたトマトソースでいただくようにするとまた違ったおいしさになります。

焼きたての熱々のケーク・サレには、さっぱりとしたドレッシングで和えただけの野菜サラダや茹でたての野菜を酢、塩と胡椒でマリネしたものなども合います。

このケーク・サレは、出来たての熱々をいただくのがなんといってもおすすめです。
しかし、残ってしまった場合は冷蔵庫にいれ、食べる時にはレンジで温めなおしたらまた焼きたてのようになります。

我が家ではパンの端を使っていますが、もちろんパン全部を使っても、また、耳だけや余って少々乾燥したパンなどでも作ることが出来ます。それぞれ少しずつ食感が変わりますので試してみてください。

ベーコンとサン・ドライドトマトのパン粉ケーク・サレ     8.5x22x6cmのパウンド型1個分

材料
パンの端または耳           150g   ミキサーでパン粉状にする
卵                    3ヶ   卵白と卵黄に分ける
牛乳                 200cc
ベーコン                 2枚   細切りにする
タマネギ               大1/2   みじん切りにする
サン・ドライドトマト(細切り)小さじ1と1/2   お湯に浸して戻し、よく水切りして少量のオリーブオイルにつける
黒胡椒、塩                少々
オリーブオイル              少々

作り方
パン オーブンシートをパウンド型の内側に敷き込んでおきます。
あじさい。 オーブンを180°に合わせ温めます。
パン パン粉状にしたパンの端をボールにいれ、分量の牛乳を注ぎよくかき混ぜ、そのまま浸しておきます。
あじさい。 フライパンを温め、少量のオリーブオイルを入れタマネギとベーコンを炒めます。
パン ボールに卵白をいれ、角がピンと立つまで泡立てておきます。
あじさい。 別のボールに卵黄をいれて、泡立て器で卵黄が白っぽくなるまでよく混ぜます。
パン 卵黄の入ったボールに、牛乳に浸しておいたパン粉、炒めたベーコンとタマネギ、オリーブオイルに浸けておいたサンドライドトマトを加えよく混ぜます。黒胡椒とお塩を足し好みの味加減にします。
あじさい。 そこに、泡立てておいた卵白の半量を加えよく混ぜます。さらに残りの卵白を足し、今度は泡をつぶさないように切るような感じで手早く混ぜます。
パン 敷き紙を敷いた型にいれ、角までしっかりと入れ込むようにして上を平らにならします。
あじさい。 型の長い方に平行になるように、生地の真ん中に割れ目をいれるような感じで深さ1cmくらいの筋を1本いれます。
パン 型にふたをするようにアルミ箔で覆い、180°に温めたオーブンに入れます。
あじさい。 途中15分くらいしたら、アルミ箔をとってみて膨らんでいたら温度を160°に下げ、再びアルミ箔のふたをかぶせそのまま15~20分焼きます。
パン 竹串を刺して何もついてこなければアルミ箔をとり、そのままの状態でさらに5分ほどオーブンにいれ、表面に焼き色を軽く付けます。
あじさい。 焼き上がったら、型からだして紙をとります。




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