色々な国の食べ物は、いつ頂いても嬉しい物。そのまま食べてみたり、加工したり、いつもと全く違った食べ物が食卓に上る楽しみです。お土産のドライマンゴーがた~くさんあったので、お菓子やマフィンを焼いたりしましたが、まだまだ残っていました。

そうだ!!とばかり夕飯に、手持ちのチキンをマンゴーで煮てみる事に。そして出来上がったのがこのレシピです。

はじめは、チキンのもも肉で作ったのですが、ちょっと油っぽい感じの出来上がりになってしまったので、次からは胸肉を使う事にしました。

胸肉は煮込むとちょっとぱさぱさした感じになる場合が多いのですが、このレシピでは、マンゴーのお陰でお肉も柔らかく、しかもぱさぱさした感じも免れます。そして、タマネギとマンゴの自然の甘みは鶏肉との相性も抜群です味付けにはスパイスなどをあまり使ってないので、お子様にも受け入れやすいです。しかも玉ねぎが子供に気づかれないで大量に入れられるのと、ソースにしてしまうと、玉ねぎだと解っても、それだけをのけると言う事も出来ないので、最適です

ソースなどのレシピは、よく小麦粉などの澱粉でとろみをつける場合が多いのですが、これは野菜のとろみのみなので、アレルギーの心配もありません。なのに、長時間煮込む必要も無いので、玉ねぎさえ炒められていればお手軽です。

このレシピは4度ほど作ったのですが、その度に玉ねぎ玉ねぎを炒める時間を調整した所、じ~っくりキャラメル状になるまで炒めた方が甘みがまして味としては美味しかったです。しかし、色が濃くなるので、鶏肉がどこに隠れているかちょっと解らない感じが・・・(写真はしっかり炒めた時の物です)。少し色がついた程度でやめた場合、あっさりとした感じに仕上がるので、もうちょっとフランス料理(ちょっとりんごのソースみたい?)の用な気分で、これはこれで美味しかったです。なので、お好みで調整して楽しんで下さい。

今回使ったのはこちらのフィリピン産マンゴーですが、日本でもスーパーなどで同じ物を売っているので、今では我が家の定番になっています。

また、マンゴソースを多めになるように作っておいて冷凍し、これからの季節、塩豚などを作った時にソースとしていただくのもおいしいですよ。


この日の献立は、お客様が見えていたのもあって、ちょっと品数&ボリュームが多いです。
マンゴーソースのチキン
4色豆を使ったサラダを、白ワインビネガーでさっと味付けしたもの
玉ねぎとツナ缶のマリネ
雑穀パン&ご飯(このソース、ご飯との組み合わせがばっちりです!)




seiマンゴソースのチキン
材料
チキン胸    大きめ2枚   一枚を2等分にそぎ切りし、塩、胡椒を振り、オリーブオイルをまぶす
オリーブオイル  大さじ1
ガーリック      少々   みじん切り
タマネギ      大4ヶ   うす切り
ドライマンゴ   50g位   ほそ切り
白ワイン     100cc
ベイリーフ      1枚
薄めのスープストックまたは水  

作り方
sei温めた大きめのお鍋にオリーブオイルを入れ、ガーリック、タマネギをよくいためます。チキンを加えソティーし、チキンに軽く焼き色がついたら白ワインを加え、煮立たせます。
seiチキンがひたひたになるくらいにスープストックを注ぎ、さらにマンゴとベイリーフも加え、お鍋に蓋をして中火で煮込みます。途中煮汁が足りなくなったら水を加え、チキンが柔らかくなるまで煮込みます。
seiチキンが煮えたら、一旦鍋から取り出し、乾かないようにホイルなどでふたをしておきます。
残った汁を漉すかミキサーにかけなめらかにし、ソースを作ります。
sei再び鍋にチキンとソースを戻します。この時、あまりソースの水分が少なくどろっとした感じならお水を足し、少し緩めます。
温めなおし、塩、白胡椒で味を整えます。

急ぐ時は、チキン胸肉を4等分くらいのそぎ切りにして作ると時間がぐ~んと短縮できます


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