先の大戦は「聖戦」だった? | 日本の未来を考える

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太平洋戦争(大東亜戦争)は、「聖戦」だったという人がいる。


元航空幕僚長の田母神氏です。


参照:安倍総理の靖國参拝


聖戦・・・・ジハードか!Σ(・∀・;)


イスラム教やアルカイダでお馴染ですね、ジハード。


確かに、旧日本軍の神風特攻隊が、自爆テロのモデルになったという話は聞きますが・・・

東京で「大東亜宣言」したのは開戦から二年後(後付けの大義名分)ですし、

民族自立の考えは、国際連盟発足時(20年前)、一部採択されていました。


時系列で見ても、さすがに強引ですね。 (´・ω・`)


こんな考え方の方が、自衛隊のトップに居たかと思うと寒気がします。

航空幕僚長とは、戦前ならおそらく海軍大将の地位です(空軍はありません)。

東条英機元首相でも「聖戦」とまでは言わなかったでしょう。(´・ω・`)


まさかこの記事に賛同する人はいないだろう・・・と思いきや、


いいね!グッド! が 470人もいた!Σ(・∀・) *12月29日現在


どうなんでしょうか、この流れは。(´・ω・`)


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話を整理します。


「国防」と「愛国心を煽ること」は別次元で考えるべきです。


国を守るのは軍備だけではありません。外交・世界戦略を含めた総合的な体制作りが国防です。


過度なナショナリズムや優越感、民族差別(排斥)意識を煽るのは統治者の常套手段であり、

国民はむしろ危機意識を持つべきです。


今回の安倍首相による靖国参拝の意図は、


・国内の支持者へのウケ狙い(うっぷん晴らし)

・沖縄米軍基地問題から国民の視線そらし(秘密保護法の時のスケープゴート猪瀬氏と同じ)


と見て間違いないでしょう。

菅官房長官も直前まで反対していたこと、その後のドタバタぶりを見れば、高度な政治判断ではなかったと考えます。


私は、参拝行為の是非よりも、中韓に政治利用されること

つまり、敵に利するだけではないか、と危惧しています。(´・ω・`)


国内、国外の反応は、まるで吉本新喜劇のお約束(ボケとツッコミ)のようです。


参拝する(前フリ)

中韓が反発する(ボケ)

その反応を見て、中韓嫌いの人達が罵倒する(ツッコミ)


ボケとツッコミ、どちらがより人気になりますか?


当然、ボケ役です。つまり、喜ぶのはボケ役の中韓なのです!(゚ ロ ゚ ; )


吉本の場合は気楽に笑えるからいいのですが、


こっちは全く笑えません。(´・ω・`)


さらに冒頭に挙げたような、愛国心を煽ろうとする方達が出てくるのが厄介です。


繰り返しますが、国防とナショナリズムは区別して考えるべきです。


ところで、「日本は極悪国家だ」「アメリカが正義だ」 と学校で教わった方はいるのしょうか?


私はそのような記憶も、思い当たる節もありません。


ま、まさか、大木こだま師匠のように、


そんなやつ、おらへんやろおぉぉ (  ̄っ ̄)


とツッコめば良いのでしょうか?(´・ω・`) 終わり