こんにちは。
イギリスやオーストラリア、カナダの大学院への留学を目指している方は、
IELTSで6.5から7.0程度が必要な方が多いのではないでしょうか。
最初のスコアで6.5を取るのはかなり現実的だと思います。
(これに対し、アメリカの多くの大学院が要求するTOEFL90から100以上というのは短期間の勉強では非現実的だと私は思っています。)
また,TOEFLはイギリスのビザ取得目的では使えなくなっているので注意して下さい。
ですので、ぜひがんばってください。
具体的な目標スコアの立て方ですが、以下のように考えてはどうでしょうか。
リスニング
6.5
リーディング
7.0
ライティング
6.0
スピーキング
5.5
(平均6.25であれば、繰り上げでオーバーオール6.5となる。)
これは英語が得意でない人、勉強を再開して締切りまでそんなに時間がない人でも
結構現実的だと思います。
私はスピーキングに苦手意識がありましたが、最初の試験で6.5でしたし、
多少の受け答えができれば、5・0は確保できます。
リスニング、リーディングは、ここで書いているような方法を実践すれば、達成可能です。
大学受験の延長と考えれば良いと思います。
ライティング6.0は比較的短期間で達成可能です。6.5,7.0には壁があると思いますが。
皆様、得意不得意セクションがあるでしょうから、0.5程度を自分の
得意不得意に合わせて調整すれば良いと思います。
例えば、リーディングが得意、スピーキングが苦手なら、
7.5をリーディングで目指し、5.0をスピーキングで守ればいいわけです。
スピーキングでは、質問の範囲内で答える、同じことを何度も繰り返さない、
発音をはっきりするよう意識する、とにかく黙るよりしゃべる、
くらいを意識すれば、5・0は固いと思います。
7・0はこれより、2点必要なのですが、
現実的と私が思うのは、
リスニング
7.0
リーディング
7.5
ライティング
6.0
スピーキング
6.5
(平均6.75切り上げ7.0)
勉強時間が限られている場合、アウトプットタスクでのこれ以上のスコアアップは
少し難しいので、上記が最も現実的だと思います。
私は最初のIELTSで7.0が必要でしたが、
リスニング
7.0
リスニング
8.0
ライティング
6.0
スピーキング
6.5
でした。
スピーキング6.5は、速くしゃべろうとせず、はっきりとした発音で、
上述した質問の範囲内で繰り返さない、それと、できればパラフレーズを心がける
ことで達成可能です。
スピーキング6.5は、イメージとして、たどたどしくても、
達成可能です。
ここは、UKのIELTS公式ホームページから申し込める、
市販のものではなく、公式の問題集(赤い本で一回の練習付き)に、CDがあり、
そこに複数受験生のスピーキングの様子が収録されており、
予想点数も載っています。
これで、だいたい自分がどのスコアを目指すのが現実的か、
考えるとよいでしょう。