今日は、最新の市販されている公式問題集IELTS8の特徴について感じたことを
書きたいと思います。
私はIELTS8が出版される前、IELTS7と6を持っていました。
テストを受ける前、それぞれを、2,3回練習してから本番に望みました。
その約1年後に再び受験することになり、買うかどうか迷ったのですが、
買って正解でした。
というのは、僅かながら傾向が異なるように感じたからです。
なお、IELTS実施機関は、公式には、試験内容に変化はないと発表してはいます。
具体的には、リーディングのジェネラルセクションでまずは感じました。
従来、セクション1,2は日常生活で見かけるノーティスボードを読み解いたり、
簡単なマニュアルや、規則の類を読むというのが多く、
読む分量はアカデミックに比べかなり少ないものでした。
そのため、ジェネラルのセクション1,2は割とリラックスしてあたっても、
誤答率は低いですし、時間も両セクション合わせて30分あれば充分かな、
という印象でした。
しかし、アイエルツ8では、セクション1,2の読解量が増えている問題がありました。
また、問題もストレートなものから、少し頭を使い、情報変換をしないと正解に
たどり着かないものも見受けられました。
また、TRUE,FALSE,NOT GIVENの問題では、
IELTS7まででは、割と均等に、例えば、6問なら、2,2,2のように
正解肢が振られていたように思いますが、
IELTS8では、ここがばらばらになった印象です。
これは、アカデミックも同様のようです。
実際、IELTS8の発売後に、私はアカデミック、ジェネラル共に受験しましたが、
ジェネラルで、FALSEがかなり多かった問題にあたりました。
つまり、ここは試験中に選択肢が偏ったからと言って気にして、無駄な時間を過ごさないと言うことが、対策でしょうか。
リスニングでも、
アメリカンアクセントがかなり取り込まれている印象を受けました。
日本人はアメリカンアクセントの方がなじみがある場合が多いでしょうから、
問題はないと思いますが、イギリス英語に慣れていると、
一瞬、う、きついアメリカンアクセントだなどと考えてしまい、
集中が切れるということがあり得ます。
私がそうでした・・・。
その後、アメリカのテレビなどを見て、アメリカンアクセントを聞き慣れるように
修正しました。
アクセントの違いなどは、またの機会に。
というわけで、既に7まで持っている人でもこれから受ける方は、
IELTS8も念のため取り組んだ方が良いかも知れません。
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