シューベルト「冬の旅」を練習する。

一宮市のピアノ教室ｆｆ（フォルテシモ）の寺嫁優子です

この春から取り組んでいる曲に、すこし加えようとシューベルトを始めました。
大人の生徒さんに、シューベルトの歌曲が大好きな方がいらっしゃるので。

中でも、「冬の旅」がまずは大好き

とおっしゃるので、その中から、ミニコンサートとして、わたしが弾いて差し上げるお約束をしました



そのために、わんさか本を買いまして。
夫から、非難の眼差しを浴びています



今回の勉強のために揃えた中から、少しだけ、ご紹介。

こちらは、「冬の旅」の中で、菩提樹に焦点を当てた音楽エッセイ。
音楽論、というよりは、つながったシリーズエッセイの趣です。

梅津時比古さんの文章は、それだけで音楽的なので、この文章を楽しむだけでも、音楽を聴いているような気もちになります。
異次元にトリップしていくような、「時を渡る」感じ。

これだけでは、主観的要素が多いかな、と思うので、他にも何冊か並行して読んでいます。
 

冬の旅。
実は、リストがピアノ用に編曲しているのです

手元に持っていた全音の楽譜には、「菩提樹」がなかったので、新しく購入しました。

 

シューベルトくんと、リストさんの肖像入り

なんだか、楽譜が愛しくなります


手描き風の楽譜で、慣れないとちょっとだけ見ずらいのですが……。
でも、出版当時のこんな表紙もついていて、レトロ感満載。

なんだか、やる気アップ

歌や、バイオリンなど、ピアノ以外のカテゴリーも大好きなわたし。
こうやって、編曲物を勉強するのも大好きです

ピアノだけにとどまらない表現力を付けられますしね


中でも、シューベルトの歌曲って、本当に心に染みてくるから……。
街角で、くすん、と泣いているシューベルトを想像して、抱きしめてあげたくなります。



シューベルトの、透明でいて、どこまでも温かな音を追い求めます
楽しみだ。
 

お知らせ

ピアノ教室ｆｆ（フォルテッシモ）では、２０１９年４月よりレッスン枠を増やします。
それに伴い、新しい生徒さんを若干名募集いたします。（満席となりました）

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