左手のピアニスト舘野泉を聴く♪

お寺のピアノ教室ｆｆ（フォルテッシモ）の寺嫁

優子です

お皿を洗っているとき、洗濯物を畳んでいるときなど。
ＮＨＫのらじるらじるで、聞き逃しのラジオ番組を聞くのが楽しみです

最近聞いて、とても良かったのが、こちら

舘野　泉さんは、現在８０歳を越えての現役ピアニスト。
フィンランド在住で、言わずとしれた、日本ピアニスト界の大御所でいらっしゃいます。
演奏会中に脳溢血で倒れられ、２年のリハビリを乗り越え、左手のピアニストとして復活されました。

わたしは、舘野さんのピアノが、幼いころから大好きで。

舘野さんの文章も好きでした。

フィンランドを始めとする北欧音楽を知ったのも、フランスの作曲家セブシックを知ったのも、舘野さんのピアノや著書を通して

この講演会は、去年12月に名古屋のＮＨＫで行われたそうで

わたし、知りませんでした

聞けなかった。
お会いできなかった～～～～～～～～

生ではなくとも、この講演会の録音は、オススメです

まだ、１か月聞けるので、わたしも何回かまた聞きたいです。

この講演会の最後のほうで、舘野さんが、こうおっしゃっていました。

「難しいものを克服しながら、新しいものが見えてくる。
自分の中に座っていく。

どうやってものにしていくか。
時間をかけるほかない。
ゆっくりと丁寧に。
出来なくても、あせるな。
腹を立てない。

何か月もかかって、その先に、世界が見えてくる。
その嬉しさは、格別」

と。

すぐに分かるものは、すぐに喜びも消えてしまう。

ずっと分からなかったものが分かった喜び。
それはずっと長く、心に刻まれるはず。

記憶も。
喜びも。
愛も。
かけた時間に比例するのではないでしょうか

便利だからこそ、なくしてしまうものがある。

ピアノを弾くと言うことは、すぐには出来ないものを一つ一つ拾い集め、大事に大事に組み立てて行く作業のような気がします。

時間をかけたからこそ。
全ての音を愛しく弾けるのではないでしょうか。

お知らせお寺のピアノ教室は、２０１９年４月よりレッスン枠を増やします。
それに伴い、新しい生徒さんを若干名募集いたします。

＜お寺のピアノ教室ff（フォルテッシモ）＞日常の動きから音楽へ～
ナチュラルメソッド（日常の体の動きを使って弾くピアノ奏法）採用のピアノ教室です。
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