なぜ、止まったり弾き直してはいけないの? | 愛知県一宮市 ピアノ教室ff(フォルテッシモ)

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夢はピアニスト。日本には、もう住まない!
そう思っていた私の、運命の嫁ぎ先は、お寺でした。

藤原式ナチュラルメソッドで、
楽に表情豊かに音楽を奏でるレッスンをお届けします。

お寺といういつもと違う空間で、
音楽を楽しみ、心をまあるくしてみませんか。

久々に、ピアノの記事アップです。



定期試験が近づいてきました。
よく出来ている学生もいれば、まだまだな学生もいて、なんとも悩める季節でございますガーン




こんな時期。
一番気になるのは、一曲弾く間に、何度も止まったり、弾き直しをする学生。


これは、自宅の生徒にも言えるのですが、とにかく、止まる。
止まるだけでなく、止まった少し前から、弾き直すことが続くと……。



ちょっと待てい~~~~~!!



と、叫んでしまうわけです。



やめて!





本人は、間違えたから弾き直す、と思っているのでしょうが、音楽はね、

弾き直しちゃいかんのです!


ちょっとしたコンクールなどでは、間違えたりしたら即アウトなんですが、それより悪いのは、


   1 止まること。

   2 前に戻って(例え一小節でも一音でも!)弾き直すこと。




なんでかってはてなマーク

それはね。

音楽が時間芸術だからです。
時を刻む流れの上に成り立ったものだからです。




時間を刻むもの、といえば、時計がイメージしやすいですよねはてなマーク

さあ、その時計ですが、ちゃんと時間を刻んでいるうちは、いいわけです。
ところが、その時計が、頻繁に止まったり、果てまた逆行し出したら、どうしますはてなマーク


修理に出すか、最悪、

捨てられます。ばいばい



この現象は、ピアノの生徒に比較的起こりやすく、他の楽器では少ないのです。

その理由は、

   ポイント。 ピアノは一人で弾くことが多いから。



他の楽器は、伴奏が付くことが多いのです。
なので、自分が止まったり、弾き直したりしたら、伴奏と合わなくなり、
どえらい(大変な)ことになってしまうのを、身を以て体験しているわけです。


なにしろ、そんなにしょっちゅう止まっていては、伴奏者にこう言われるわけです。




江頭。




そして、ついには伴奏者をしてくれる人がいなくなる……。


コワいですね~~~。
恐ろしいですね~~~~。



それに比べ、ピアノは一人で弾くことが出来るので、止まったり、弾き直すことに他の楽器よりは鈍感になれてしまうわけです。


でもね。
それって、やっぱりいかんのですよ。




あなたのピアノ、壊れた時計になっていませんかはてなマーク





いやあ。
着物と違って、全く持って空気のように仕事しているこちらは、アップするほどのこともないでしょはてなマーク
と、限りなくあたりまえになりすぎてしまって…。

たまには意識して書いてみるのもいいかも、ですね。



よろしかったら、

   音符 こんなんはどんなんなの~~~はてなマーク
   音符 ここが弾きにくいんだけど……。
   音符 先生を決めるときのコツははてなマーク
   音符 音楽って食べて行けるのはてなマーク


な~~~~んてリクエストして下さいな。



お答えできることはお答えいたしまするsei