お腹がへったら漕ぐ日記

 
 

浅間尾根




MTBerにも人気のコース。


私も数年前ここを下ったことがあるような無いような ・・・・主体行動じゃないと忘却の彼方 






実はこれ10月末のことで気温は20℃を超え夏日の可能性もあるという予報だった


とは言え標高1500mに近くなれば紅葉しているであろう。  

 

ならば未踏の林道経由で都民の森から三頭山に Bike & Hike しようなどと出発したわけだが・・・・


  



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日の出@睦橋通り




かねてより言ってる。 『オッサン死ぬで』 って。


平日は遅くまで仕事して、休みの日は日の出から日の入りまで遊ぶて ・・・・ ほんま死ぬで。



 
 
 

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藤 原 

 

 

 

桧原村役場を右に折れまして、本日は除毛橋のところまで来た。

 

朝は空気が清廉でいいのは当然だが、長い影もいいのだな。 
 

もう二年以上ぶりのような気がするが、田舎らしく景色が変わってないのがいい。 

 

 

 

 
 

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変態御用達




 

更に先、怒変態さんが好んで吸い込まれると言うあの分岐まで辿り着いた。

 

が、俺はこんなモノに吸い込まれるような迂闊な男じゃない。



迂闊 : ぼんやりとして注意が行き届かないさま 




 





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入間・白岩林道

 



変態分岐からものの200mでその林道の入口がある。

 

この辺りも何度も走った気になっているけれど、来たことない道もこうしてまだまだある。 

 

そして分け入る、だから分け入る。

 

 

 

  
 

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木の葉が色付き始めていると喜んだのも束の間。

 

林道のダートは僅か1kmちょっとしかなく、峠までも2.5km程と、まったく肩すかしを食らった。


 

 

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夕陽の絶景地

 

 

 

特徴もない藤原峠を越えるとこのような見晴らしの地。

 

下の谷筋には桧原街道があって、気違いじみたエンジン音がこだましている。

 

都民の森に登っている時右手に見える山の上に居るのか ・・・・ 自分の居場所が理解出来た。

 

 

 

 

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杉木立の道を桧原街道方面の谷筋に下る。


途中には農耕集落や、浅間湯という温泉があったり、この林道は桧原街道側に風情がある。




 

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坂を下り降り、林道が終わるといきなり桧原街道に放り出された。


バイクが爆音を轟かせ走り去る、 ヒルクライム練習の集団がカリカリと駆け上がっていく。


何だかゆったりした気持ちがブツリとちょん切られた。 


オマケに料金所辺りから太陽が直に照りつけやがる。 観念してペダルを回すしかない。






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都民の森

 

 

 

 1 )   まず、登山靴を忘れた。

 

 2 )   バスが到着する度にドッサリと登山客が降りてきて、だいたい山の混雑ぶりは予想出来た。

 

 3 )   ここはおろか、山肌を見てもそれ程紅葉してなかった・・・



結論)  ハイキングする気が萎えた

 

 

 





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浅間尾根駐車場 


 


そして、MTBerが浅間尾根に入っていく所を目撃すれば追うように私も森の中に消えゆく。 
  


 

 

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いきなり木の根の段差がけっこうある下り斜面で段差の度にフロントバッグに汗が滴り落ちる。

 

ほぼロードポジションな上にセットバックポストでサドル下げられず重心移動が難儀。 

 

暑かったのもあるんだけど、けっこうなヒッシ加減で汗ほとばしるわけですよ。

 

 

  

 

 

MTBならサスと太いタイヤでスコスコいける程度でも、リジッドの32c程度じゃけっこうくる。

 

リム打ちパンクで虫に集られながら修理とかイヤなんで空気圧3.5気圧まで上げてたのも良くない。






 

突っ張って前輪引っかけて後輪浮き上がってヒヤリとする場面もあったし



そんな下りのシングルトラックで止まると、車体を横にも出来ないし再発進すらままならん。

 

これははたして楽しいのか?w 修行したら楽しくなるのか?



一つ言えるのは、前後カンチブレーキじゃ来たくない。

 

 

 

 


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さすが、ふれあいの道。

 

残念ながら視線は殆ど下前方で景色など楽しめぬが、木漏れ日の杉林のを走るのは気持ちよろしい
  

そして、沢山の分岐もそこかしこに案内板があって迷うことはなくいのもいいね。


 




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基本尾根道なんで、もちろん緩やかな気持ちよく走られるトラックもけっこう長くある。


只、この自転車が根っこ沢山のシングルトラックを走るのに適しているかは甚だ疑問である w


逆にここを絨毯に乗るように快適に走れる自転車が楽しいのか? それもまた分からない。 




 

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藤原峠

 

 

 

シングルトラックからヒョッコリ平場に出てきた。 

 

本日二度目の藤原峠 ・・・・ 当然だけど不思議な感じ。

 

目の前に横たわるのが朝通った入間・白岩林道と言うことになる。

 

要は、奥多摩の山を8の字を書きながら楽しむと。

 

 

 


 
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馬頭観音

 

 

 

実は迷っていた。

 

ここまでの区間、楽しんだというよりは、這々の体で辿り着いたという感じも無いではない。

 

踵を返し浅間温泉でも入って舗装路で下山するなら、ココが最後のチャンスだが・・・・
  


 

 

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と、すぐ横にある看板が目に付いた。

 

『思いつきのルート変更は事故のもと』 ・・・・ ゲッ

 

 

  
 
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慣れもあるかも知れないが? 


実は馬頭観音から先がもっともシクロクロスにはお誂え向きの快適な道であった。


ここはフカフカとした枯葉の上を快適快走することが出来る。






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と言いながら、こんな押上げ区間もあるよ。

 

でもご愛敬。

 

 

 
 

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浅間嶺
 

 

 
 

けっこうスムーズに浅間嶺まで来れた。 

 

ここは木が伐採されトイレや水場も完備した平場になっていて、このコースのオアシス。

 

写真正面真ん中辺りにチョコッとクレストが見える山はあの神戸岩の先、鋸山だと思う。

 

 

 

 

ここまで走って出会ったハイカーは僅か3人だったが、ここには20人位がご休憩中だった。


自転車は私を除いてはMTBerが4名。


この人数を見てもMTBの世界ではここは人気があるのだなぁと分かる。





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こう言うところではもちろんあれですよ ・・・・ 梅おにぎり。


ホント、山で食べる梅おにぎりに勝るモノ無いって位旨く感じる。 いつも感じる。


もちろん濃い茶と共に ・・・・ って汗かきまくりで、補給場所無かったんで殆ど残って無いけども。。。






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細すぎ




浅間嶺の先も余裕だなー って舐めてたのか? いきなりやってもた。
 

石か根っこにけつまずいたのか? 事もあろうか、こんな所で前転。 一瞬の出来事だった。


その瞬間ガサガサガサッと谷の方へペットボトルと何かが落ちていった。  アァー 命の水!!


いやいや、自転車さえも半分ずり落ちた。






自分はと言えば体をひねりながら着地し、気づけば片方のSTIを握りしめていた・・・


おっと、(写真のように)ハンドルとSTIがずれてしまった・・・・、が、これはエイヤッと直せる


アレ、カメラ・・・・ 首から下げていたカメラは沈洞式の収納部カバーが凹んでレンズが収納しない・・・
  

が、写真は撮れる。 w 










アァーアと、一息ついたところですぐ後ろから来たMTBのお兄ちゃんも同じところでクラッシュw  



罠が張られていたようだ 

 

 

 
 


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そして後半、この辺は私のテクではじぇんじぇん対処出来まへん。

 

段差のある下り、そしてドンズマリのV字タイトターンの組み合わせ ・・・・

 

って言うか、後輪浮いて前転はイヤなんで体ひねって山側に倒れてセーフ。 とか・・・・

  

『ヤベッ』て止まったはいいが、下り急勾配ではサドルが高くて自転車から降りられない。 とか・・・・

  

負担が掛かがるフロントはレボ組だし、ホイルぶっ壊れるんじゃ? とか・・・・

 

それどころか、背負い投げで岩にヒットでもさせたらフレームまでぶっ壊れるんじゃ? とか・・・・



巻き起こる不安、心配

 
 

 

 

 

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そしてエピローグはこの路面。

 

これ以上乗ったら、リムまでガビガビになるしええ事無いと完全に降りた。 

 

そして歩いた・・・・

 

 

 

 

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みちこ




ガタガタの石だらけの道をテクテクと降りてきたらば、


いきなり森が開け、


そこにはみちこが居った。 



 


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そう。 ここは場所に似つかわしくない茅葺き屋根の古民家蕎麦屋 『みちこ』

 

厨房を覗けば薪の釜で蕎麦を茹でているおかげで煙が充満していて、これはよろしいじゃないか。
 
オマケにこの手の店にしては山菜の天ぷら付きで800円と大変リーズナブル。  

 

味? ここは雰囲気込みで大目にみたい。 えっ?

 

 

 

   
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みちこで腹を膨らせ、すぐ側にある大山神神社前までくれば、

 

目の前には御前山、鋸山などを望む景勝ポイントであった。

 

そして、この下を通る谷筋は、当に朝走った風張林道に向かうK205 が走っている。

 

豆腐屋の奥を登ればこんな場所があったとはまったく知らなかった。

  
 

 

 
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黒茶屋 糸庵
 
 


すし詰めのバスに乗る必要もなく、車の渋滞にあうでもなく、駐車場を探すこともない。


お気に入りのシクロクロスで好きな道を好きなように走って、山を楽しんできた後にコレである。






程よい疲労感を感じながら見るでも無く、コーシーの湯気の向こうにチラチラと落ちる葉の影。



あら、素敵。



ただの御茶屋だけどさすが黒茶屋。 



奥多摩はこういう店を選択出来るからいいよな・・・・  (大人数でドヤドヤ行っちゃダメだよw)



 

 


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日の入り @ 多摩川是政

 

 

  

カフェインによる興奮か? すこぶる心地よくって多摩川を走って帰りたくなった。 

  

日没は多摩河原橋手前だったか。

 

また日の出前から日の入り後まで遊んでしもうた ・・・・ ほんまに死ぬで 
 
 
 
 
 

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アソビの代償

 

 

 

ナイ!  ステムの上に鎮座してるはずのアレがない! 

 

前転した時に崖下にズルズルって音をたてながら落ちていった物の中に含まれてたのか ・・・・?

 

浅間尾根周辺に落ちているSIGMAのメーター私のです。
  
 
  
  
  
  

今日もありがとう

 
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