ミシェル・ブラス

 

 

 

各国首脳の会食場所もここになるのではなかろうか?

 

前々回書いたレストランマッカリーナ はファーストレディー達の会食場所になったそうな。

 

そう考えるとこんな糞田舎に首相達を呼んでもてなすだけのプレシャスな店が有ったことに驚きを隠せない。 

 

 

 

  

 
 

ゴルフ場より

 

 

 

ホテルの目の前はゴルフ場。   

 

意外と空いていたからゴルフやったらよかったと今更後悔・・・・ 

 

気持ちいい空気の中を散歩でもする。 

 

と言っても、上からは警察に監視されていて気持ちよいモノではないのだが・・・・。

 
  

  

 

 

 

雲海を・・・

 

 

 

半島が突き出ている。海にも見えるけれど白いのは雲海。

 

この場所の高度は625mだからそれ程高い場所でもないけれど雲海の上に突き出て天気がよろしい。

 

と言うことは下界は低く雲が垂れ込めていると言うことですな。
 

 
 

 

 

 

こちらも雲海 


 

 

洞爺湖側も下には雲海が広がっている。
 

雲海から洞爺湖の中島がヒョッコリ頭を表していて、雲が異常に低い事が分かる。 

 

 
 

 

 

 

朝ロビ-

 

 

 

ロビーでは朝からハープが演奏されていた。

 

この前の日は黒人がピアノの弾き語り、この次の日はピアノとハーブの協奏。

 

毎日、出し物を変えて飽きさせないってのは立派。  

 

ホスピタリティーですなー。  

 

とお腹が減ってきたので朝飯でも食いますかね。
  
  

 

 

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朝シャン

 

 

 

朝からシャンパンなんて進められると、リゾートにキターッって感じがしますなー。 

 

でも、これシャンパーニュ産じゃなかった・・・  スパークリングワインですな。

 

自分にはそれくらいがキョドらなくていいです。

 

ちなみに、モエシャンとかエキストラチャージでご用意されておりましたヨ。

 


 


 

そして、このJambon d'oのサラダがヨイ。

 

ジャンボンドス?って・・・・と調べると骨付きハムの事らしい。 

 

このハムがまたジューシーでメチャクチャ旨かった。 

 

自家製らしい。

 

 

 

 

 

 

イタリアンスタイル

 

 

 

4種類から朝食が選べてこちらはイタリアンスタイル。

 

ミネストローネに温泉卵が落としてある。  サラダのドレッシングはジェノベーゼ風。
 

 

 
 

 

  

オテルドカイザーのパン

 

 

 

サクッっと噛むと香りが広がって最高なのです。

 

最近流行のミルクジャム、バターなんぞを付けて・・・・  と、またこれで食い過ぎるのです・・・・ 

 
 

 
 

  


洞爺湖一周 

 

 

  

取りあえず、こんな場所では食うこと意外に特にやることがない訳です。

 

そんなことでチャリで洞爺湖を一周してみます

 

 

 

 

 

 

 

道すがら出会う車の半分以上は警察車両。

 

抜かす車両も練馬ナンバーだったりして・・・・
 

ホント凄いです。 今回のサミット相当垂れ流してます。

 

 
  
 

 

 
 

 

 

 

洞爺湖ぐるっと一周線

 

 

 

そのまんまです。

 

一周約35km。  折り畳み自転車で回るそれは結構辛い。

 

とにかくスピードが出ない。 漕いでも漕いでも時速20kmがいいところじゃないか?X

 

  

 

 

この日は曇っていたのだけれど、晴れていたらこの道はホント気持ちいい道。 

 

木々の間からは木漏れ日が、そして水面はキラキラと ・・・・ 素晴らしい。
 
 
 

 

 

 

ほぼ一周。

 

 

 

北海道ってこんな素晴らしい道が沢山あるのに、自転車乗りが少ない。

 

この一周で1台しか見ませんでした。

 

東京に住む人からしたら、羨ましい限りですがこちらに住んでいるとそのすばらしさに気付かないモノです。  

 

 
 
 

 

  

白鳥が !

 

  

 

北海道では何故だか山にも白鳥がいます。 

 


 

 

 

再び フェニックス洞爺クラブ


 

 

前週に来たばかりな上に夜フレンチで昼もフレンチ。これどうよ?

 

とは言え、こんな所まで来てコンビニなんてあり得なく、まともな食事処というとここくらいしか思いつかず再訪。

 

そうしたら、ここのマネージャーさん頭をかかえている・・・・ 

 

『アノーkanzouさん、先週と料理ほとんど同じなんですが・・・・』 

 

美味しかったので無問題だけれど、

 

やはりここは料理の選択肢がないというのが問題かもしれぬ。

 

 

 

 

とは言えそんなにわんさか客が来る店じゃなし、

 

メニューを増やしていつ来るか分からない客に備えて店自体消滅するよりイイカ・・・
  

 

 

 



 

ここもレストラン前にはお庭があって、洞爺湖を望む高台にあってロケーション吉。 

 
  
  

 

 

 

カスベ

 

 

   

先週の時鮭のミキュイ からカスベに変わっていた。 味付けは同じでしたが・・・

 

カスベってこちらでは馴染みがない魚かもしれない。 

 

これはエイなんですすよ。

 

白身が上品だけれども、とっても太い骨が入ってる。

 

でもその骨は軟骨でバリバリ食べられたりする。  ちょっと変わってます。
 
 

 

 

  

 
 
 

 

  

  

満足なのです。

 

  

 

結局、魚とデザートのみ先週から変わってました。 

 

で、写真にはありませんが、これにスープ、飲み物がついて3360円!!ですよ。 

 

前菜、スープ、メインが2品、デザート、コーヒーでこの値段って都内ならありそうだけど。

 

田舎にいくほどこういう店って少ない。


北海道の旬の食材を使って美味しいし。 ここはイイとまた書いてしまう。

 

 

 

 

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と、またヒルクライムしてホテルに帰る。

 

ヘロヘロ。。。

 

そりゃ何があっても帰ってきますよ。  ウインザーに来たのはここで食事がしたかったからなのですから。

 

 
 
 

 
 

ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン 

 

 

  

ブラスは他の三ツ星レストランのシェフとは違っていて

 

有名店ではなくずっとライオールの地元で母親が経営するレストランで母を師匠として研鑽を積んできたそう。
 

洞爺で彼の故郷で培われた風土に対する感性をもって料理を表現しているというわけです。

 

 

 

 

サービスはつかず離れず、見張られてる感もなく程よくよい。

 

そして、高級なフレンチにありがちな堅苦しさはなく、程よくくだけたフランクさがあってそれも良い。

 

『自分は大食らい』 だと給仕に言うと、ポーション、アラカルトの説明等的確に相談に乗ってくれる。

 

その度に 『ではムッシュー・・・・・は如何でしょう>?』 『ムッシュー、こちらはブラスの・・・・』

 

自分が 『ムッシュー』 と呼ばれる度にあまりにも半笑いになってしまうので、

 

最後は 『だれがムシューやねん』 と突っ込みを入れておいた。 

 

それくらいフランクな雰囲気と言うことだ。 

   

 

 


 

 

Michel Bras のカトラリー 

 

 

 

ナイフとフォークが皿の両脇におかれるスタイルではない。 

 

ブラスの産まれたライオール地方はナイフの名産地で、そこの男達はナイフを代々受け継ぐ習慣があるという。

 

レストランでも、自分が持参した折り畳みナイフで通して食事をするという習慣があるとか。

 

 

 

 

ここではその習慣に則って前菜からチーズまで通して同じナイフを使って楽しんで。(と紙に書いてある)

 

まあ、皿にナイフを載せておけば新しいナイフに換えてくれるんですけれど。


 

 

 

   

   

値段を手に3回書いて飲み込んだ。
 

 

 

 

 
 

 
 

 

 

アミューズ2品

 

  
 

 

 

 

Le burre d'ici

 

 

 

この地のバター・・・・ 意外というか塩バターでした。
 
 

  

 

 

 

ホタテのタルタル、クレソンのソース

 

 


 

 

ミシェルブラスのガルグイユ

  

 

  

とにかく綺麗。

 

蓮根、百合根、ニンジンなどの温野菜と、食用花等、50種類以上のハーブ、野菜類が使われている。 

 

ブラスの自然への愛着、美意識を感じられる。 そんな迫力がある。

 

ここのスペシャリテの一皿なんで各国首脳も食べている可能性が高いんじゃ?
 
 

 

 

   

 

ソイ甲殻類のソース  上にはパパイア、下にはアボド 

 
 

 

  

 
 

イカ、アスパラ、甲殻類のソース
 

 

 

  

 

 

比内地鶏ロースト
 
 

 

  

 

 

熟成チーズ お好みでワゴンサービス 
 

 
 

 

 

  
オリーブのヌガッティーヌ  挟み物のクリームはオリーブオイルのクリーム 

  
  

 

 

 
 
 

 

 

 

クーランショコラ 
 

 

 

所謂フォンダンショコラ。 

 

自分が初めてフォンダンショコラを食べたのってせいぜい10年位前だろうか・・・・

 

これのオリジナルがミシェルブラスによるモノだったとはしらなんだ。 

 

しかも1981年だからもう30年近く前だとか ・・・・・ これ目から鱗

 

なんとブラスはこのデザートの完成に2年を要したとか。

 

フォンダンショコラ(とろけるチョコ)って名前で呼ばれるのはクーランってのが登録商標なのでしょうね。  

 

 

 
 

 

 

冷菓子
 

 
 

 

 
 

  

なかなか素晴らしかった

 

 

  

6時半に始まった食事が終わったのは10時。  感想は 『ショーが終わった』 と言う感じ。

 

芸術の展示方法にインスタレーションと言うのがある。

 

作品が置かれる場、状況、展示方法すべてを含めて一つの作品とするような考え方なんだけども、

 

まさにそれを連想させた。

 

 

 

  

正直言うと、料理はもちろん美味しいし、パパイヤと魚を合わせたり変わった組み合わせもあって楽しめた。

 

でも、それらは 『うん分かる。』 と理解出来る程度であって理解を越えて感動する程かと言えば、そうでもない。

 

そして、甲殻類のソース・・・同じソースの二皿が続けて出て来たのはあまり納得いってない。 

 

食材を見ても、せいぜい比内地鶏とか・・・高級な食材を使っているかと言えばそうでもない。

 

原価率は低い方だろう。

 

 

 

 

でも、満足できた理由はインスタレーションのインスタレーションである所以でありまして・・・

 


 

 

店内の床は明るい色のフローリング。 

 

そしてダイニングスペースにはいると目の前には、素晴らしい景色。

 

冒頭のカトラリーもそうだけれど、 

 

テーブルウエアも凝っていて、テーブルへのセッテイングも個性的。  全体にクールな印象。

 

 

 

 

給仕のスタイルも黒服のシェフ・ド・ラン、そしてコミ・ド・レストランに別れていて雰囲気。

 

コミ・ド・レストランはクロ-ドレマデザインの濃紺のシャツを着て内装と共にクールな印象を出している。

 

配膳も儀式のような動きで、各テーブルに運ばれる。

 

 

 

 

景色は、夕暮れから夜に向かって刻々と変化していくのを見ながら食事するだけでも素晴らしい。

 

海側の席ならば天気がよければ夕日を見ながらってのもなかなかよいだろう。 

 

そして、洞爺湖側の席ならば9時前からは洞爺湖で花火が上がる。(かなり遠いけれど・・・)

 


 

 

とにかく、料理だけじゃなく、内装、給仕、景色 ・・・・・

 

『ミシェルブラスの世界』 のすべてを表現することに精力を傾けている事が感じられる。

 

おそらく、こういうすべてが実現できるからこそ、三ツ星レストランの出店を決意したのだろうか。

 

 

 

 

『ミシェルブラスの世界』 を表現・・・・と言っても独りよがりじゃない。

 

ある程度のレストランであれば携えているべきホスピタリティーは当然越えていて、

 

特に料理それゾれの温冷感を大事にしていると言うことはひしひしと感じられた。

 

そんな温度の制御はフィンガーボールの水の温度にまで行き届いているからなかなかちゃん。

 

 

 

 

入店して最初の言葉 『ミシェルブラスを楽しみください』 の言葉にすべてが集約されている気がした。

 

 

 


  

 


 

 

さて・・・・!!!!!!!! 

 

 

  

ギャー。 翌朝にはウ○コになるっちゅうのに、これでイーストンのEA90ホイルが買えるっちゅう話や・・・・ 

 

とまた、自転車換算が始まってしまうジョニーです。  

 

まあグランドメゾンならこんなもんでしょうか。

 

 

 

 

何年モノか知らんがラフィット・ロートシルトがグラスで1800円と言うのは意外とお安いか?

 

とすると、グラスで3000円というシャンパンは何だったのか? 聞けばよかった。 

 

クーランショコラが4000円というのも卒倒しそうになる訳です・・・・

 

なんといっても昼食べたフルコースが3360円ですから・・・。(笑)

 

ワインをボトルで頼んでいたならば、10万円コースだったのか? 

 

酒飲みじゃなくてよかったと胸を撫で下ろす瞬間です。
 

 

 

 

まあ、これだけ出すならグラム2万の肉を300g食って6万円 ・・・ とか単純な方が好きなんだけれど、 

 

たまにはこんな感じで味覚以外も刺激してくれる店もええですかね。

 

 
 

 

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また柿崎商店

 

 

 

そして、翌日 

 

ウインザー価格にならされると、これだけ食べても数千円ってに思えたりするのです。

 

なんでも安く見えエンジン掛かってウニ300g (笑)
 
 

 

 

 

 

最後は小樽Le Tao本店で
 

 

 

 

 

 

  

ウインザーホテルってスイートとかでない限り宿泊料金はそれ程高額じゃないです。

 

でも、食事が高い。 

 

まあ、高いかどうかってのはその人の感覚だからなんとも言えないけれど、

 

お楽しみのお食事を充実させようと思うとこれくらいは掛かるって事を文字通り身に染みて分かったわけです。

 

酒飲みでワイン、シャンパンなど頼みまくったら果てしない地平線・・・って感じでしょうか。

 

他で食べればいいと思うかもしれませんが、周りには店らしい店もなくここで食べるしかないと言う寸法。

 

ホテル内にももう少しリーズナブルな店もありますがそれでも夜は一人最低諭吉1人位は旅立つのです・・・。

 

やはり値段見てキョッドてしまうレベルの人種にはどうも心臓に悪いかもしれませぬ。。。。

 

 

 

カード払いって二ヶ月後くらいに来るんですよね。   請求見てホント卒倒するかも・・・・ 



 

 

 

アッ。 本日去年7月5日に設置したカウンターが100000を越えました。

 

1年と3日で延べ100000人ってのは予想を超えるアクセス数。

 

どうも見て戴いてありがとう御座います。  景品はありません。 

 

かしこ。


  

 

今日もありがとう

 
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フレンチ、オーベルジュ 【フェニックス洞爺クラブ】 (HP)  

住所:北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町307-1

電話:011-518-2103

時間:11:30~14:30、17:30~20:30

休み:4~6月・10月は火曜、11~3月は火曜・水曜、7月~9月は無休 


レストラン 【ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン 】 (Michel Bras TOYA Japon)
住所:北海道虻田郡洞爺湖町清水 ザ・ウィンザーホテル洞爺 11F

電話:0142-73-1159

時間:[火]:18:00~21:00、[水~日]:12:00~14:00、18:00~21:00

休み:月曜日 

 

海鮮 【柿崎商店】 (HP)
住所:北海道余市郡余市町黒川町7丁目25

電話:0135-22-3354

時間:10:00~19:00(L.O)

休み: 

 

ケーキ 【Doremo Le TAO】(ドレモ ルタオ) (HP)

住所:北海道小樽市堺町7番16号

電話:0134-31-4500

時間:9:00~18:00(季節により変更有)

休み:なし