「銀色の雨」(鈴井貴之/賀来賢人、前田亜季) 観ました。
高校生の和也(賀来)は、些細な理由で家出をし、かつて、弟の様に可愛がってくれていた菊枝(前田)のマンションに転がりこむ。
そこに元日本チャンピオンのボクサーの章次(中村獅童)も加わり、3人での奇妙な共同生活が始まるが・・・。
米子が舞台の、いかにも、古き良き日本映画って感じのお話。
正直、地味な映画ですが、たまには良いなぁ。こんな作品で映画館でしんみりするのも。
三人とも他人には言えない過去があり、それが話が進むにつれて、少しづつ見えてくる。
そして、後半。実は、和也と章次も接点がある事が判ってきて・・・。
113分は、長いかな。と思うんですが、ストーリー運びも良く、観れちゃいましたね。
自分も、基本的に、嫌なコトからはすぐ逃げたがるダメな奴ですし(若い頃は、今以上だったし)、
孤独とどう向き合うか、みたいな部分とか、各登場人物に感情移入出来るトコが結構ありました。
まぁ、観にいくキッカケは、「コリスが出るから」だったんですけどね。
女子高生と言うより、昭和の女学生っぽい感じのコリスも、良かったです。
同じセーラー服でも、ラッパッパの優子部長とは180度違いますなぁ。どっちもステキですけど。
あと、前田亜季って、前田愛の妹ですよね!学校の怪談とかに出てた前田亜季ちゃんですよね。
いつの間にか、こんな大人の女性を演じれるまでに成長してたんだっ。サプライズです。
まゆげボーンは前田亜美ね。紛らわしいなぁ・・・。
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観客は、自分を入れて3人でした。さみしいなぁ・・・。