練習は計画的に(笑) | 音大フルート科卒の先生が教える大人のためのフルート上達講座

練習は計画的に(笑)

こんにちは、フルートの小林です。


そろそろアンサンブルコンクールの練習が始まる時期ですね。


練習は、本番から逆算して計画する必要があります。



アンサンブルコンクールの本番は、12月か1月の地域が多いですね。


そうすると、11月末には、メンバー全員が暗譜をしていて、音楽的に仕上がっていないといけません。


ということは、最低10月末には、パートでテクニック的な部分はノーミスの状態にしておく必要があります。


そこまでやるためには、9月末までに基礎的な部分をしっかり身につけておかなければいけません。



という流れで、アンサンブルコンクールまでの大きな練習の流れを組むと、


9月末までに、音作りやビブラートなどの基礎的な部分を徹底的に行う。
並行して、メトロノームを使って正確に曲の譜読みを進める。


10月末までに、パート内で動きや音程などを正確に合わせていく。


11月末までに、旋律の歌い方やテンポ感、バランスなど、音楽的な部分を合わせる。


本番までに、緊張しても練習通りに演奏出来るようになるまで、何度も回数練習練習する。



こんな感じになってきます。


なので、今やらなければ、


・音作り

・個人練習で、音程感覚を養う

・ビブラートを身につける


このあたりの基礎部分ですね。


基礎の部分は、今からしっかり取り組んでいかないと、曲を仕上げる段階で余計な時間がかかってしまいます。


今のうちに、しっかり練習しておいてくださいね。