アロマ福祉士の誕生まで | こころの手〜セラピストを生きる〜

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亀有のアロマ福祉士 ~介護に癒しと温もりを~ 心とからだがほっとする自然療法の家

室橋恵

1978.1.16生まれ 0型


社会福祉士

介護福祉士

自然療法士

JAAアロマコーディネーター

ソーシャルアロマセラピスト

メディカルアロマ基礎修了

シータヒーリング基礎修了


お花今までの経歴お花

18歳~歯科助手として歯科医院勤務

20歳~医療事務として大学病院勤務

23歳~病院に勤務しながら夜間福祉大学へ入学

27歳~支援、介護職として障がい者福祉施設勤務

28歳~勤務先の障がいをお持ちの方へアロマ施術を始める

32歳~フラワリールームオープン


26歳のときになぜか強烈に直感で感じたこと。

「私は福祉の分野にアロマセラピーを取り入れていく仕事をしていきたい」


そんなかられるような想いから、フラワリールームオープンまでは今思えばあっという間でした。




お花施設でアロマセラピーを導入するまでお花



在学中の実習先で障がい者の方の施設でお世話になり、

心のきれいな、瞳がきれいな大勢の方に出逢いました。



ここで初めて表面上の“誰かに何かをしてあげたい”という気持ちではなく、“この方たちと一緒に過ごしていきたい”と心で感じたことを覚えています。



それと同時に、施設が抱えるシビアな現状も感じ、福祉にアロマを取り入れたいというのであれば、福祉の現場を知らなければ何もできないと痛感しました。


卒業後は、アロマサロンか福祉施設どちらかに修行に行こうと思っていましたが、迷いなく福祉施設の就職を探し始めました。

そうして障がい者施設で働き始めます。

配属先は重複障がいの方、重症心身障がいの方のお部屋。


就職してからというもの毎日毎日、利用者様の血液循環の滞りや、冷えすぎている足、緊張による身体の強張り、リラックスする機会の少なさを肌で感じ、

「アロマセラピーは必要なものだ」と確信しました。



早々「アロマセラピー導入のご提案」という企画書を出し、導入して頂くことができました。



お花施設でアロマセラピーを導入してみてお花


介護職員として働きながら、利用者様へアロマのトリートメントを行います。


その間、メディカルアロマに精通された先生を探し、メディカルアロマをマンツーマンで教えて頂きました。


約4年間、施設内でアロマトリートメントを行いました。


・リラックス

・冷え

・便秘

・むくみ

・筋緊張の緩和

・側弯凹部の皮膚の保護

・呼吸介助

・排痰の促進


などアロマセラピーは思った以上に幅広く活躍してくれました。アロマと福祉は私が考えていた以上に、素敵に調和していきました。


そして、私の想像以上に


安らいだお顔


ほっとしたお顔


安心したお顔


穏やかなお顔


嬉しそうな笑顔



に出逢ったのです。


「アロマセラピーはとっても必要なものだ!」と確信すると同時に




「私はこれを仕事にしていきたい!!」


と心から想いが湧きあがってきたので、

開業することを決意しました。




お花アロマ福祉士の誕生お花


floweryroomは2011年の1月16日にオープンいたしました。



私はすべての方に「アロマセラピーがいいですよ。」「ぜひ受けてください。」と伝えたいのではありません。アロマトリートメントが障がいを持つ方、ご高齢の方の生活の中で心地よく過ごして頂くための手段の中の一つとしてご提案させて頂きたいと思います。



それは、健常者の方であっても何ら変わらない想いです。人間だれしもご高齢になるにつれて、心身機能が低下してどこかしらに障がいを持ちながら生きていきます。そんな人間の半生にいつでもお身体と心のケアを出来る場所を作りたいと思い、この事業を始めることにしました。だから、車いすでの御来店も可能。お家への出張も可能なサロンです。



皆さまが心地よく過ごして頂くために、私がその選択肢の一つになれればと思っています。そして楽しみだけではなく、健康の維持という面でも全力でサポートさせて頂きます。


また、介助をされているご家族やスタッフの方のストレスケアにもアロマトリートメントを利用して頂きたいと思っております。この事業が利用者様はじめ、ご家族、スタッフ様の健康の維持の一環となることはもちろんのこと、皆様の生活の楽しみや潤いとなり、「心にゆとりのある介護」に繋がっていくことを願っております。