昨日はAtlier Lotus Leafとして初めて商品を納品しました。
ご依頼くださったのは私のお気に入りのお店、
ソップモエアーツのI様。
先日、お店で買い物中にI様と花の話となり、
その流れで籠にアレンジをさせていただけることに。
ソップモエアーツとは・・・
※※※※※※※※※※ 以下お店のホームページより抜粋です ※※※※※※※※※
ソップモエとは北タイの古都チェンマイから南西に280キロ、ミャンマー国境に近い山間部の地域名です。繊細な織りと美しい色をたたえるテキスタイル(織物)、独創的なデザインと丁寧な仕上げのバスケット…。
ソップモエアーツのホームページはこちら
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アレンジしたのは蓋付きのこちら
一見シンプルですが、複雑で美しい編地が素晴らしく、
職人さんが丹精込めて製作したものだと分かります。
その素敵な籠にふさわしいアートフラワーを!と
私も心を込めて作らせていただきました。
今回はお任せでしたので、I様の優しいイメージで。
蓋を開けると濃いピンクから紫への
グラデーションの花たちが
ふんわりと顔をのぞかせます。
花はカトレア、胡蝶蘭、紫陽花、スターチスなど、
どれもタイで見ることが出来る花のアートフラワー。
その上に「チランジア」というエアープランツを
ふんわりのせて。
エアープランツとは空気中の水分を
吸収して育つ植物で、
「チランジア」はその総称です。
今回はアートフラワーの上に本物の
「チランジア」をかけることで
より雰囲気のあるアレンジに見せています。
そして花を除いて籠として使いたくなった時のために、
ベースは紙箱に布を張りました。
布は手元にあったベトナムのものを使いぬくもり感を。
籠から出しても美しいように意識して作っています。
最近は色も質感もかなり本物に近い
アートフラワーが出てきていて、
すぐに生花と見分けがつかないものもあります。
アートフラワーのメリットは枯れずに
色鮮やかなまま長く手元に残せること。
だから花の質にはこだわって、
より生花に近いものを厳選しています。
そしてもう一つのこだわりは作り方。
花は茎がついた状態で仕入れますが、
全て花の頭でカットしてワイヤーを
かけてテープで巻き、一つ一つ茎を
作ってから花を差し始めます。
かなり手間と時間がかかる作業ですが、
この一手間により花一輪一輪の表情がつけやすく、
より本物らしく仕上がるのです。
I様からは
「まるで本物の花みたい」
「とても気に入りました」
と喜んでいただけました。
ソップモエアーツバンコク店のブログはこちらから
素敵な商品が沢山の写真と共に紹介されています。