オープン当日の「TOHOシネマズ日本橋」に行ってきましたリポート。 | 夢のかたまり

オープン当日の「TOHOシネマズ日本橋」に行ってきましたリポート。

東京・日本橋に映画館がオープンすると聞いたのは、いったいいつの頃だったでしょうか。
それから指折り数えて待っていた3月20日、コレド室町2に無事「TOHOシネマズ日本橋」がオープンしました。

日本橋界隈に勤める映画好きな友達に会うたび、着々と工事が進んでいる様子を聞いていたわたし。
「オープンしたら一緒に行こうね!」と約束していました(なのに勝手に先に予約入れちゃってホントすみませんm(__)m)。

実は20日以前にプレオープンしていて、なんとかそれに潜り込みたかったのですがあえなく撃沈。
19日にはお金払えば誰でも観られる「レ・ミゼラブル」上映もやっていたけど、どういうわけか昼間のみでこちらも断念。
そんなわたしが1本目に選んだのは、3D字幕版の『アナと雪の女王』でした。

まず初めに、この映画館がいかに最先端な場所なのかを説明しておかなければなりません。
ここTOHOシネマズ日本橋は、「TCX」および都内初となる「DOLBY ATMOS」という設備を兼ね備えた映画館です。

TOHOシネマズ日本橋

TCX」とは"TOHO CINEMAS EXTRA LARGE SCREEN"の略。
ハンパなく大きなスクリーンのことだと思っていただければ。
日本橋には2つのTCXスクリーンがあり、SCREEN 7が18.7×7.9m、SCREEN 8が16.0×6.7m。
いまいちピンと来ませんが、マッコウクジラが全身まるまる1頭入る大きさなのだとか(それでもよくわからん)。

DOLBY ATMOS」とは、簡単にいうとより自然でリアルな映画サウンドを産み出す装置、かな。
どこの席に座っても同じような臨場感を味わうことができ、側壁や天井にも設置されたスピーカーから
流れる音は迫力満点。
現在ハリウッドで作成されている映画のほとんどはこのDOLBY ATMOSで撮影されているそうで、
これが導入されている劇場ならば本場と同じ条件のサウンドで映画を楽しむことができるのです。
もっと多くの劇場に導入されていけばいいね。日本橋ではSCREEN 8のみが対応しています。

TOHOシネマズ日本橋

『アナと雪の女王』はSCREEN 8の「TCX+DOLBY ATMOS」で上映されました。

劇場はコレド室町2の3~6Fにあります。エスカレーターで3Fに上がると、まず広いコンセッション(売店)がお出迎え。
日本橋限定メニューとかあるのかな、と思ったけど、特に他のTOHOシネマズと変わらないメニューだったはず。
事前に予約したチケットを発券する「Vit」もそこそこの台数がありました(かなり奥の方にあって、たどり着く動線があまりよくない)。
上映開始間際はとても混むので、できれば早めに発券してしまうことをオススメします。

やはり初日ということもあって、TOHOシネマズの社員さんを総動員して対応していただろうにも関わらず、
場内はプチ混乱状態。
劇場への入場にやたらと時間がかかり、上映開始も10分ほど遅れて偉い人がスクリーンの前に出て謝ってました。
時間が経てば客もスタッフも勝手がわかって、スムースに行くようになるはずです。そう願う。

SCREEN 8に入った瞬間の感想は、やっぱり「スクリーン、でかっ!」でした。
"Wall to Wall"といって、壁から壁まで全部スクリーン。
でも実際席に着いてみるとそうでもないかも・・・。今までもっともっと大きなスクリーンでいっぱい観てきたような。
それもそのはず、ユナイテッド・シネマ豊洲のオーシャンスクリーン(10番スクリーン)が22.6m×9.3mだって(笑)。
なぁんだ、あれに比べたらだいぶ小さいじゃん。
とはいえ、292席のSCREEN 8より、406席のSCREEN 7の方が大きさは実感できそうです。

音の方はといえば、これは残念ながらアニメーション映画ではあんまりその特性が生かされていないかもしれません。
『ゼロ・グラビティ』みたいな宇宙空間にほっぽり出されたとか、『オペラ座の怪人』みたいな劇場型とかが断然向いてるはず。
しいていうなら、アナ雪の前に上映される短編映画『ミッキーのミニー救出大作戦』が一番効果を発揮していたかもしれない。



この日のDOLBY ATMOSについてはこちらをご覧ください・・・・(笑)。




あと大事なこと!TCXとDOLBY ATMOSには、なんとそれぞれ100円の別料金がかかります!
これに3D鑑賞料金までプラスすると、けっこうなお値段に。よく考えてから鑑賞しましょう。

そしてもう一つ特筆すべきなのが、3スクリーンに全55席設置された「プレミア ボックス シート」。

プレミア ボックス シート

従来のシートに比べて1.5倍横に広く、左側には荷物が置け、右側にはドリンクホルダー付きの肘掛まである!
革張りで見た目の高級感はたっぷりありました。
今回わたしはこのプレミアシートの前の列に座ってたんだけど、けっこう後ろから席を蹴られたので、
横幅はあっても縦幅はないのかも。思いっきり足を伸ばして観るっていうのは無理っぽいですね。
ちなみにお値段2,500円。長い映画の時は座ってもいいかな。
でもね、普通の座席でもちょっとゆったり目だったし、足元にも余裕がありました。
前の人の頭も全然かぶらないし、快適でしたよ。

せっかくコレドまで来ましたので、映画だけでもなんですからしっかりお買い物もしました。
どこも行列だったので、とりあえず入ってすぐ目に付いた「日本橋 芋屋金次郎」へ。芋けんぴのお店でございます。

芋けんぴ

芋けんぴ

オリーブオイル芋けんぴはコレド室町限定商品。揚げ立てほやほやの芋けんぴ、もう袋に油がしみしみですけど(笑)。
わたしはチョコがけの方が好みでした。食べ始めると止まらない。映画観る前は毎回買ってしまいそうです。


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