新しい一眼レフ、買いました。 | 夢のかたまり

新しい一眼レフ、買いました。

4月24日に発売になった、Canonの「EOS Kiss X7」。
思い切って買ってしまいました。ついでにパンケーキレンズも。

Canon EOS Kiss X7
キャップが真っ直ぐじゃないところが、詰めの甘さを露呈している

ずっと「EOS Kiss X2」を使ってきましたが、そろそろ限界を感じてきていました。
性能的にはまだまだイケてるし、別に壊れたわけではないんだけど、その重さがもう限界。
今ってどんどん軽い一眼レフが出てるし、画素数だってアップしている。
わたしの一眼レフを見たことある人ならわかると思うけど、もういかにも「一眼レフ!」なんです、X2。
カメラばっかりゴツくて本格的なのに、使い手がズブの素人ってのも恥ずかしいんですよけっこう。
実際X2で撮ってもらったことがある人(これは少ないなー。使える人にしか渡してないから)ならなおさらわかるはず。

なので、同じCanonから出たミラーレス一眼の「EOS M」をサブ機として買おうかとも思いました。
軽いし、レンズそのまま使えるし。
だけどこの機種、すこぶる評判が悪い。実際使っている人のレビューを見ても散々。
ミラーレスデビューならともかく、一眼レフ、特にEOS Kissのサブにはなり得ないとの評価でした。
なにがどうよくないんだかわかんないけど、ユーザーがそう言ってるんならそうなんでしょう(けっこう鵜呑みにするタイプ)。
あと、ミラーレスはファインダーが覗けないのもわたしには物足りないところです。

そんな時に、X7ですよ。しかも世界最小・最軽量一眼レフだっていうじゃないですか。そしてMと同じ1,800万画素。
発売されると聞いたときにはもうすでに購入を決めていましたが、やっぱり実際手に取ってからじゃないと不安。
なので発売翌日にビックカメラに行って実機を触り、パンケーキレンズもつけてみて重さを実感。
その場では買わず(笑)、家に帰ってネットでオーダーしました。
最初はビックカメラ.comiconで買おうと思ってたんだけど、楽天市場のビックカメラの方が10%安かった。
ビックカメラ.comiconでも10%のポイントが付くから結局同じなんだけど、後付けより今安い方がなんとなくいい、
ってことで楽天で購入。
ちなみにわたしが買ったのはボディ(とパンケーキレンズ)だけです。望遠レンズはX2のものがそのまま使えるので。

今まで使っていたX2と比べてみます。

Canon

こうして見ると、見た目的にはそんなに変わらない感じ。
ボディのみの重さは105gほどX7の方が軽いです。これってけっこう大きい。持ってみるとわかる。

レンズをつけてみました。X2には標準キットの望遠レンズ、X7にはパンケーキレンズ。

Canon

これを真横から見てみると・・・

Canon

これにはもう、笑いました。なんだパンケーキレンズ、ぺっちゃんこじゃん!って。
今までX2+望遠レンズ(900gくらい?)をずっと持ち歩いていたわたしには、まるで夢のようなコンパクトさです。
X7のボディ(370g)にパンケーキレンズ(130g)を足して、約500g。ペットボトル1本分。
もちろんX7に望遠レンズつければそれなりの重さにはなります。

Canon

レンズだけでこれだけ厚みが違うからね・・・。
バッグに入れるにしても、これだけ違ったらだいぶ荷物的に減ったような気分になるよ、きっと。

そしてパンケーキレンズ

パンケーキレンズ

パンケーキレンズとは

「レンズ単体で外径に比べて極端に長さが短い、薄いパンケーキのような形状をしているカメラ交換レンズを示す通称」

です。ミラーレス一眼は同梱されていることも多いみたい。一眼レフにつけてる人はあんまりいないのかな。
実際撮ってみたけど、なんとなくボディとの相性が悪い気がする。たまにシャッター降りないこともある。

パンケーキレンズはF2.8ですが、F1.8の単焦点レンズも持っています。

Canon
右のレンズがEF50mm F1.8

これを買ったらどんどん新しいレンズが欲しくなってレンズ沼にはまる、と言われていることから
「撒き餌レンズ」と呼ばれています。わたしははまらなかった。自重したよ、買い始めたらきっと止まらないもん。
撒き餌レンズは最短撮影距離(レンズから被写体までの距離)が0.45mで、あんまり近寄れないのが難点だった。
その点パンケーキレンズは0.3mまで寄れるので重宝してます。
この2本、こんなに厚みが違うのに実は同じ重さ。撒き餌を持つと「軽い」って思うのに、パンケーキは「ずしっ」って感じる。
見た目で重さの感じ方が違うんだよね。面白い。

あと、パンケーキは音が静かですねー。
シャッター音はX7自体がだいぶ静かに設計されているはずだけど、パンケーキはピントを合わせる音も静か。
子供のピアノの発表会で撮影してもジャマにならない程度の音、ってどっかで見たような気がする。

これからX7を外に持ち出す時にはこのパンケーキレンズ1本で行くことになると思いますが、若干不安も残ります。
旅行、特に海外に行く時はやっぱり望遠もあった方がいいんじゃないかな・・・。そうすると結局荷物は減らないんだよね。

X7には撮影モードも増えました。
キッズ、料理、キャンドルライト、夜景ポートレート、手持ち夜景、HDR逆光補正があります。料理モードはうれしいかも。
いろいろエフェクト機能もついていて、魚眼レンズ風とかトイカメラ風とかジオラマ風とか、撮影した後からも
自分の好きなようにカスタマイズすることができます。いちいちPCに取り込んでレタッチしなくてもいいのが助かる。
動画も撮れます。わたしはあんまり使わないかな。
バッテリーの持ちはX2の方がいいみたい。枚数にすると220枚くらいX2の方が多く撮れる。これってけっこう大きいな・・・。

2009年4月(この時点で1年型落ち)に購入して以来丸4年間愛用したX2は、先日下取りに出しました。
事前調査で買取り上限が11,000円だったので、それに近いお値段で・・・と思ってたら、まさに上限で買い取ってもらえた。
買った時とほぼ同じ状態で下取りに出したからでしょう。
本当にいろんな思い出が詰まってて手放すのは惜しかったけど、2台持ってても仕方ないしね。
海外もいっぱい連れて行ったし、映画館で1.5mの高さから落としたし(無傷)、あの西寺郷太さんに
「いいカメラだね」って言ってもらったし。
下取り後お金を取りに行った時、これでもうX2は見納めかと思ったら涙出るかと思った。
わたし、モノに魂宿しちゃう人なんですよね・・・。
以前冷蔵庫を買い換えた時、古い冷蔵庫がトラックの荷台に乗せられていくのを見てホントに泣いたから(笑)。

そのまま転売されるのか、分解して部品を取り出されるのかわからないけど、とにかくお疲れさま、X2。
そして宝の持ち腐れにならないよう、X7を使いこなしていきたいと思います。

X2 & X7




今はこれの白モデルを使っています。








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