「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」観ました | 夢のかたまり

「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」観ました

少々マニアックな映画を観ました。「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」。
やってる映画館がとっても少ないです。


以下、ネタバレなし。


「マリーゴールド・ホテルで、穏やかで心地良い日々を-」という宣伝に魅力を感じ、イギリスからインドに
移住してきたシニア世代の男女7人。
夫を亡くしたイヴリン(ジュディ・デンチ)をはじめ、それぞれに事情を抱える彼らを待ち受けていたのは、
おんぼろホテルと異文化の洗礼だった。
そんな周りの様子を尻目にイヴリンは、街に繰り出しほどなく仕事を見つけ・・・。

マリーゴールド・ホテルで会いましょう

ジュディ・デンチ。ついこないだまで「スカイフォール」でMだった人ですよ。それがもう、余生を過ごす身になってる(笑)。
他にもビル・ナイ(「パイレーツ・オブ・カリビアン」のデイヴィ・ジョーンズ)とかマギー・スミス
(「ハリポタ」のマクゴナガル先生)とかどこかで見たことある俳優さんたちがいっぱい。
マリーゴールド・ホテルを実質的に経営してる青年・ソニーは「スラムドッグ$ミリオネア」のジャマールでした。

わたし、どうしてこの映画を観ようと思ったんだっけなぁ。
あんまりよく覚えてないけど、その時はなんかほんわかした映画が観たかったんだと思う。

インドのいい意味でのいい加減さになじめるかなじめないかで、7人の個性が描かれていきます。
インターネットでの謳い文句とは真逆の、ホテルとも呼べないようなマリーゴールド・ホテル。
部屋はもちろん汚いし、料理だって口に合わない。
だけど、イギリスに帰ったって、自分の居場所なんてない。

自分のこれからを探しに来た人、自分の過去に決着を付けに来た人、7人の境遇は人それぞれ。
だけどそれぞれにドラマがあって、観終わった後は期待通り、気分がほっこりしました。

東京ですら2ヶ所でしか上映してないし、なかなか観に行ける人はいないと思うけど、機会があればぜひ。
DVDでもまったく問題ないです(笑)。


ということで、☆3.5。
それでもTOHOシャンテはけっこう席が埋まってたぞ。



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